ドライカット、縮毛矯正の確かな技術で遠方からもお客さまが訪れる『INFIS』
美容室激戦区の銀座で20年近くお客さまに愛されてきた『INFIS』。その理由は、再現性の高いドライカット、遠方からお客さまが訪れるほど評価の高い縮毛矯正など、高い技術力にあります。技術はどのようにして培われているのか、トップスタイリスト岩井佳佑さんに伺いました。
自然に乾かしても決まるドライカットの技
――スタイルでのコンセプトはありますでしょうか?
「ブローありき、スタイリングありきのスタイルではなく、再現性の高いスタイルをコンセプトにしていて、ドライカットを取り入れています。ドライカットにも種類があって、ニューヨーク式はブローやアイロンをきちんとしてからカットするのですが、『INFIS』の技術はフランス式のドライカットで、お客さまが自宅でいつもやっている方法でドライして再現できるカットなんです。なので、ここでドライをするときにも本当に自然な状態で乾かすようにしていて、少しでも手ぐしを使ったりするとオーナーからとても怒られますね(笑)。あえて技術力があまり高くないアシスタントに乾かしてもらうこともあります。それでもきれいに仕上がるカットがこのサロンの特徴です。『これ、家でできるかな』とお客さまに言われたら失敗だよと、オーナーによく言われますね(笑)」
――縮毛矯正されているお客さまの写真を見させていただいたのですが、びっくりするほどきれいになるんですね。
「そうですね、ハイレベルな縮毛矯正技術とノウハウがあるサロンかなと思っています。縮毛矯正って本当に難しい技術で、最初から強めにやりすぎると取り返しがつかないので、少し優しめにかけてみて様子をみるようにしています。それは長年培われてきた経験があるからこそできることだと思ってますし、一見ネガティブに聞こえることもきちんと伝えることで信頼が得られているのかなと思いますね」
――技術力でお客さまに満足していただいてると感じるのはどんなときですか?
「他店で失敗してうちに来てくださったり、縮毛矯正だけはうちでと遠方から来ていただく方がずっとリピートしてくださることですね。縮毛矯正ばっかりやってと、周りから言われることもあったんですが、お客さまから感謝されることが多く、やり続けてよかったと思います。あとはお客さまが他のサロンで似合わないからと断られていたヘアスタイルでも、満足いく形にカットすることができたり。仕上がりを見て、自分の技術力も格段にあがっていると思っています。ただ自分のなかで目標もどんどんあがっていくので、これからもずっと探求は続くのですが。技術力があがったのは、もっと自分はできるんじゃないかと問い続ける習慣をつけられたこと、そしてオーナーが根気よく教え続けてくれたからではないかと思っています」
やりたいことをできるようになるまで、バックアップする体制
――『INFIS』ではどんな方が働いていますか?
「個性的なスタッフが多いですね。逆に言うと、こういう風になれとかそういったことを押しつける風潮はまったくないので、やりたいことをベースに個性を活かすにはどうしたらいいか考えてアドバイスするようにしています。それぞれのカラーを消さないようにしていますね」
――今後の目標について教えてください。
「店舗展開はしていきたいと思っています。ただ、技術力が下がってしまうようならあえてやらないとオーナーは話していて。勉強のために他のサロンにいくことがあるのですが、技術力の高い人が埋もれていたり、大きな店舗でもそれほど実力がないと感じたり(笑)。このサロンは技術力が本当に高いですし、使っているもの自体が交じりっけなしにいいものしか使っていませんので、いいものを学びたいというスタッフがたくさん集まってくれれば、自ずといいサロンができていくかなと思っています。もっともっと向上していきたいですね」
――最後に、今働くサロンを探している方にメッセージがありましたらお願いします。
「このサロンはスタッフ同士の距離が近いですし、コミュニケーションは取れていると思うんです。縦社会ではあるんですが、服従しろという感じではないので働きやすいかなと。やりたいことをやって売れたら格好いいですけど、売れている人というのはそれだけじゃなく、やりたくないことや苦手なこともやらなくてはいけない部分もあると思うんですね。そういう点では、やりたいことをやれるようになるまでのバックアップはしっかりしています。技術的には一生勉強ですが、お客さんがついて支持されるまでの期間はサポートしますので、そこから好きなことをやっていける環境が整っています」
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