尊敬できるスタッフがいるからこそ高い技術を提供できる『プラス テル美容室』
『プラス テル美容室』の建物は以前「テル美容室」という名で90歳くらいのご年配の女性が経営していたのだそう。外観はそのままに残し、内装のみリノベーションした店内はあたたかい日差しが差し込みとても居心地の良い空間です。看板のデザインが可愛く、オーナーと店長の名前にも共通することから以前の名前を残して現在の店名になったという、これまた個性が光るサロン。その魅力をさらに島村さんに伺いました。
尊敬できるディレクターのもと技術を高める
――プラスの教育制度について教えて下さい。
「教育体制という大きな決まりはないのですが、一般的なサロンのようにシャンプーから始まり、さまざまな工程をこなして技術を習得していくという感じです。そのため何年目になったら、スタイリストデビューという決まりもありません。私の場合は、ちょっとずつ任せてもらえる工程が増えていったときに、オーナーから『そろそろカットもやってみない？』と声をかけてもらい、デビューすることになりました。デビューしてからも細かくディレクターに相談して、練習を重ねてどんどん技術を高めています。ディレクターは本当によく見てくださっていて、解決の引き出しをたくさん持っている方で、教えてもらうたびに、心から尊敬してしまいます」
「来年は新卒が4名入社する予定なのですが、今からドキドキです。長く私の下に後輩がいなかったので、どのように教育すべきか悩むことがあります。今もアシスタントの教育に悩んでオーナーやディレクターに相談することがあるのですが『その子にあわせて自分も変わらないと』と言われて、良さを引き出すことも大事だなと実感しています」
好きなものは一緒だけど、スタッフの個性はそれぞれ
――『プラス テル美容室』の魅力はどこだと思いますか？
「カットの技術とパーマには自信があります。立地もあって、お客様の年齢層も幅広く色んなスタイルに対応しています。あとオーナーの方針もあり、スタイリストみんなが個性豊かで、自由に表現しています。なんとなく好きなものは一緒なもの同士が集まっているので大きく方向性がぶれることはないのですが、スタッフの真似や、同じ感じのデザインを作ろうとするスタイリストはいないですね。」
出会いとつながりを大切にして飛躍していきたい
――これから大切にしていきたいことなどあれば教えて下さい。
「今のお客様とのつながりは大切にしたいですし、これからどんなお客様と出会えるのだろうと楽しみに思う気持ちを大切にしたいです。私のお客様は自慢したいくらい素敵な人が多いと思うんです。だから出会いを大切にしながら、コツコツと実力を積み重ねて、より多くの方の髪をスタイリングできるようになればと思います。それから女性としての結婚や出産などの将来を考えたときに、それでもスタッフとしてお店に貢献して、存在を残していきたいなと考えます。入社してから育ててもらっている過程でずっと、オーナーや先輩のスタイリストの方々には本当に感謝しているので、それに貢献できるようになりたいです」
個性的なサロンながらスタッフ感の距離が近く、それぞれが切磋琢磨し合う環境にある『プラス テル美容室』。島村さんのお話から、その職場環境の素晴らしさが、来店されるお客様ひとりひとりに対する接客につながっているのだと実感しました。今後も幅広い客層からの支持を集め、大きく躍進していくことでしょう。
古風な佇まいに光る性豊かなスタイリング『プラス テル美容室』>>
