本当に欲しい人材って? 採用担当のホンネ【(株)ドクターシーラボ 総務人事部 採用グループ 加治屋有紀さん】#2
美容の中でも就職先として人気の高い化粧品業界。メディカルコスメのパイオニア、(株)ドクターシーラボの採用にまつわるホンネをうかがう2回目は、実際にどんな人物が採用されたのか、その人物像をご紹介します。
今回お話しを伺ったのは…
(株)ドクターシーラボ 総務人事部 採用グループ 加治屋有紀さん
2018年4月(株)ドクターシーラボ入社。1年間の京王百貨店新宿店での販売研修を経て、現職に。「スピード感をもっていい人材を獲得する」ことをモットーにしている。
「企業理念への共感と「多くの人を幸せにしたい」という想いを強く感じました」
――この秋、中途採用された大沼夏子さんの採用の決め手は何ですか?
彼女の面接は全部で3回あったのですが、その都度、お礼のメールがあったんです。
その礼儀正しさに加えて、面接の時に成功体験をうかがったとき、反省点として「初期段階では人任せだった」と自分自身を客観的に見られることに好感が持てました。
ドクターシーラボの企業理念にも共感して、「多くの人を幸せにしたい」という想いもすごく伝わってきました。変化が大きい現在の社内事情にも理解をしてくれて、「自分自身の強みを活かしてがんばりたい」と意欲的なのも心強かったですね。採用が決まったとき、「入社前に取り組んでおくべきことは」と質問もあり、すごく意欲的なところに魅力を感じました。
――今後の大沼さんに期待することは何ですか?
ドクターシーラボは「年齢を重ねてから使う化粧品」というブランドイメージから、「若い世代でも使用していただける化粧品」、「身近な化粧品」というブランドイメージを作り上げて、新しいお客さまを獲得して欲しいですね。
ROOKIE’S FILE 大沼夏子さん
2018年青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系電子機器メーカーに入社。イギリス駐在から2020年に帰国後、(株)ドクターシーラボに入社。新規ユーザーを獲得するための広告やイベントを企画している。
――外資系電子機器メーカーから美容業界を目指した理由は?
女性は肌荒れやニキビがあるだけで気持ちが沈みますよね。逆に肌がキレイなだけで毎日気持ちよく過ごせます。そんな人の気持ちや生活に寄り添えるところで仕事をしたかったので、この業界を選びました。
前に勤めていたメーカーは扱う商品の価格が高いため、どんなによい物であっても購入する人は限定されていました。
よい物をより多くの人の手に届けることで、快適な暮らしのお手伝いをしたかったことも理由のひとつです。
――(株)ドクターシーラボを就職先として選んだ理由は?
ジョンソン&ジョンソンの子会社になることで組織そのものが変わろうとしている今、ゼロから作り上げる現場に立ち合える絶好のチャンスだと思いました。
化粧品はトレンドや景気に左右されやすい商材です。ここでその経験を積みたいと思っています。
ドクターシーラボはサイエンスに基づいて、肌を美しく整えることを目指しています。その理念を日本だけでなく世界中のみなさんに使っていただきたい、その情報を発信していきたい、より若い方たちに使っていただきたいと思っています。
――仕事以外で熱中していることは?
読書も好きですが体を動かすことも大好きなんです。今年の5月から自宅の近くに畑を借りて野菜を作っています。夏はナス、キュウリ、トマトを収穫しました。冬は白菜、ブロッコリー、大根を育てています。自家製野菜で内側からヘルシーになりたいですね。
もうひとつ、サルサダンスにハマっています。日曜は朝からたっぷり4時間レッスンを受けていて、毎週月曜は筋肉痛でちょっと辛いです(笑)。
――理想の働き方は?
自分にとって何がベストなのか、目標を高く持って挑戦し続けたいですね。
キャリアを真剣に考えつつ、趣味も大切にした生き方を目指しています。仕事も趣味も充実できるような生活をしたいですね。
採用担当のホンネから分かった3つのポイント
1. 成功談・失敗談から学んだことを客観的に分析できること
2. 物事を柔軟性をもってポジティブにとらえられること
3. 取り組むべきことに積極的に対応すること
面接で自分のスキルや積み重ねたことをアピールするのは大切なこと。それ以上に、自分の能力や実績を客観的に分析する力も求められています。
大沼さんも面接では成功体験に対する満足を語るのではなく、そこから学んだことや反省点を分析しています。加治屋さんによると、面接を担当した誰もが好印象をもったそうです。
さらに面接の都度、お礼のメールを送っている点にも着目したいところ。スキルや能力だけでなく、礼儀や立ち居振る舞いの美しさも身につけたいポイントです。
▽前編はこちら▽
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