美容院に行くベストな頻度とは? 髪型別・メニュー別に紹介|頻度を減らすには?

ヘアスタイルを美しくかつ健康に保つためには、定期的な美容室での手入れが必要です。しかし、髪の状態や希望するメニューによって、最適な頻度が異なることをご存知でしょうか。

適切な頻度を把握することで、ヘアスタイルを美しく保つだけでなく、美容室の時間や費用を節約することも可能です。今回は、美容室への最適な訪問頻度と、頻度を減らすためのポイントについて解説します。

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カットで美容院に行くベストな頻度とは? 髪型別に紹介

髪の毛の伸びるスピードは同じでも、髪の長さとヘアスタイルによって見た目の変化が異なるため、美容室でのカットの適切な頻度も異なります。ヘアスタイル別に最適なカットの頻度とその理由を説明しましょう。

ショートヘアの場合

ショートヘアのベストな頻度はおおむね1カ月に一度です。

ショートヘアはヘアスタイルが崩れやすいため、こまめな手入れが必要です。とくにベリーショートや襟足やサイドを刈り上げている場合、髪の毛が伸びるとヘアスタイルが崩れやすく、理想とは違う印象になるかもしれません。

髪の毛の伸びるスピードは個人差がありますが、1カ月で約1cm伸びますので、1カ月に一度のカットが目安です。

ボブヘアの場合

ボブヘアのベストな頻度は、おおむね2カ月に一度です。

ボブヘアは、毛先が一直線で丸いシルエットのヘアスタイルで、毛先の長さはあごの上~肩に当たるぐらいの間が一般的です。レイヤーがないため、髪の毛が伸びると重たいイメージになるでしょう。

また、伸びると毛先がはねやすくなるので、キレイなシルエットをキープするためには、2カ月を目安に美容室へ行くことをおすすめします。

ボブヘアからミディアムヘアに伸ばす場合も、伸ばす過程で髪が広がって見えることもあるため、美容室に行って毛量だけでも調節してもらうことをおすすめします。

ミディアムヘアの場合

ミディアムヘアのベストな頻度は、おおむね2カ月に一度です。

ミディアムヘアはボブとロングヘアの中間で、毛先の長さは肩下~鎖骨ほどです。ミディアムヘアは、髪の毛が伸びても跳ねることが少ないため、それほど頻繁に美容室に行く必要はありません。

ただし、ボリュームと髪の動きを出せるウルフスタイルは、レイヤーが入っているため、髪の毛が伸びるとボリュームの位置が変わり、動きを出しづらくなります。ヘアスタイルの状態を見て、美容室へ行く頻度を調整しましょう。

ロングヘアの場合

ロングヘアのベストな頻度は、おおむね2カ月から3カ月に一度です。

ロングヘアは、髪の毛が伸びてもシルエットと毛量に変化がないため、美容室へ行く間隔は長くとっても問題ありません。

ただし、紫外線やドライヤーの熱、パーマやヘアカラーなどで髪が傷むと、まとまりにくくなることも。ロングヘアは元々髪の手入れに時間がかかりますので、定期的に毛先をカットし毛量を調節してもらうと、キレイな髪をたもちやすくなります。

美容院に行くベストな頻度とは? メニュー別に紹介

美容院に行くベストな頻度は、メニューによっても変わります。カット以外のメニューには、パーマ・ヘアカラー・縮毛矯正・トリートメントなどがありますが、効果が持続される期間の目安はそれぞれで異なるからです。ここでは、これらのメニュー別にベストな頻度を説明します。

パーマの場合

パーマのベストな頻度は、おおむね2カ月に一度です。

パーマの種類や髪質によってカールが持続する時間は変わりますが、いずれのパーマも時間の経過とともにカールが落ちてきます。また、パーマをかけた髪は乾燥しやすく、伸びると広がってしまうことも。

パーマをキープしたい、あるいはパーマがかかりづらいからといってパーマの頻度を増やすと、髪の毛を傷めてしまうかもしれません。美容師と相談して髪質にあったパーマの種類と頻度を選ぶことが重要です。

ヘアカラーの場合

カラーのベストな頻度は、おおむね1〜2カ月に一度です。

ヘアカラーは時間が経つと、色落ちしたり、伸びてきた部分との色の違いが生じたりします。かといって、こまめにヘアカラーをすれば、その分髪へのダメージも増えてしまうでしょう。

そのため、ヘアカラーをするタイミングは、「髪の色合いをたもつ」「新しく生えてきた髪の毛の色との違いをなくす」「髪へのダメージの軽減する」のどれを優先するかによって違ってきます。

髪の色合いを保ち、伸びてきた部分との色の違いをなくすためには、3週間から1カ月に1度のヘアカラーが適切ですが、髪へのダメージを軽減することを優先するなら、2カ月に一度ぐらいがベストです。髪のカラーをたもちつつ、ダメージを軽減したい場合は、リタッチを1カ月に1回くらい受けて髪の根本だけ染めるのがよいでしょう。

明るい色を出すハイトーンのヘアカラーにするためのブリーチは、時間が経つと生え際との差が目立ちやすくなります。とはいえ、毎回髪全体をブリーチし直す必要はありません。

新しい髪が伸びてきた部分や色が抜けてきた部分のリペアとして、1~2カ月ほどの頻度でリタッチを行ない、残留などによって発色が落ちてきた時に、全体をブリーチするのがベストです。

白髪染めの場合は?

白髪染めのベストな頻度は、おおむね1カ月から1カ月半に一度です。

白髪染めのベストな頻度はヘアカラーとほぼ同じですが、白髪の量や生えている場所によって異なります。白髪の量が黒髪より多い場合や、髪の表面や顔まわりに白髪が多い場合などは、白髪が伸びると目立ちやすいため、施術の頻度を上げたくなるかもしれません。

白髪染めも髪へのダメージがありますので、毎回髪全体を染めるのではなく、2回に1回は生えてきた白髪だけを染めるリタッチを選ぶのも手です。

縮毛矯正の場合

縮毛矯正のベストな頻度は、おおむね3カ月に一度です。

縮毛矯正ができるのは、あくまで生えている髪の毛だけですので、新しく生えてくる毛は癖毛のまま。そのため、伸びてきた根元の髪が広がってしまい、ヘアスタイルがまとまりにくくなることがあります。

ベストな頻度は、髪の長さと癖の強さによって異なります。一般的には、髪が短いほど頻度が高く、ショートヘアやボブヘアの場合は3カ月が目安です。縮毛矯正は料金が高く、髪への負担も大きいため、カウンセリングを受けて髪質に合った頻度を検討することをおすすめします。

トリートメントの場合

トリートメントのベストな頻度は、おおむね1カ月から1カ月半に一度です。

サロントリートメントには、サイエンスアクアトリートメント・酸熱トリートメント・ケラチントリートメントなど複数の種類があります。トリートメント効果と持続力は、トリートメントの種類だけでなく、髪の状態によってさまざまです。

サロントリートメントは1カ月に一度おこなうのが理想ですが、セット料金で安くなるメニューがある場合は、カットやパーマなどほかの施術と一緒に受けることも検討しましょう。

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美容院に行く頻度を減らすには?

美容室へ通うベストな頻度はわかっていても、忙しくてそのペースでは行けない方もいるかもしれません。ベストな頻度で通うのはむずかしいという人のために、ヘアスタイルをキレイに保ちつつ、美容室に行く頻度を減らす方法を紹介します。

髪の手入れをしっかりおこなう|トリートメント

髪の毛が伸びて多少ヘアスタイルにまとまりがなくても、健康な髪の毛を保っていると清潔で美しい印象を与えられます。そのため、日々の髪のセルフケアに力を入れてみましょう。

ヘアカラー・パーマのような、髪の毛にダメージを与える施術をおこなっている人は、とくに髪の毛が傷みやすいため、髪の手入れをしっかりとおこなっておくことが大切です。

シャンプーは髪質に合ったものを選び、洗髪後は髪の状態を改善するために必要な有効成分の入ったトリートメントを使うなどの手入れを心がけましょう。

ドライヤーの仕方を工夫したり、ヘアオイルを有効活用したりするのもおすすめです。

ヘアダメージを軽減する髪の乾かし方|ドライヤーをかけるための下準備と正しい乾かし方の手順を紹介
ヘアオイルの正しい使い方とは?効果的な使用方法やタイミングを紹介

美容師に相談する|伸びても崩れにくい髪型に

髪質にあったヘアスタイルを選ぶと、伸びても崩れにくくなり、スタイリングで苦労せずに済みます。たとえば、癖毛の人はボブにすると広がりやすくなりますが、重みで落ち着くロングヘアや、ウルフカットのようにハネを活かす髪型にすれば、伸びてもそれほど癖毛が目立ちません。

自分の髪質に合った髪型がわからない場合は、髪質を熟知している担当の美容師に相談するのがおすすめ。相談する際は、髪質に合っていてスタイリングのしやすい髪型が知りたいと伝えましょう。

長めなスタイルや暗めのカラーを選ぶ

ショートヘアやボブヘアは、こまめなお手入れが必要になるため、美容室に行く頻度を減らしたい方は、ミディアムヘアやロングヘアのヘアスタイルを選ぶのも手です。

また、カラーリングをする方は、明るい色を選ぶと髪の毛が伸びたときに、地毛の色との違いがわかりやすくなります。暗めで地毛に近いカラーを選んだり、ハイライトを入れて染めたりすると、伸びた部分がわかりにくくなるので、施術の頻度を減らせるでしょう。

短めな髪は頻度が高め! 美容師に相談してベストな髪型を見つけよう

美容室に行く頻度は、髪の長さ・メニュー・髪質・髪の健康状態によって異なりますが、一般的にショートやボブのような短めのヘアスタイルは頻度が高くなりがちです。

美容室に行く頻度を減らすためには、なによりも髪質に合ったヘアスタイルを選ぶことが大事です。まずは、美容師に相談して、時間が経っても崩れにくいヘアスタイルを提案してもらいましょう。

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