美容系の仕事は資格なしでもできる!主な職種と向いている人の特徴を解説

美を追究し、さまざまな人に提供する美容系の仕事は、実は資格なしでもできる職種があることをご存じですか?なかには、就職後に実務経験を積みながら資格取得を目指せるよう、サポートする制度を導入しているサロンや企業もあります。

今回は、資格なしでも働ける美容系の職種と、向いている人の特徴について解説します。美容系の職種に就きたい人は、ぜひ参考にしてください。

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美容系の仕事は資格なしで働くことが可能

資格なしでも働ける美容系の職種としては、ネイリストやエステティシャンなどがあげられます。「お客様に美を提供したい」「美を追求してもっと多くの人に広めたい」など、強い熱意があれば働くことができます。

美容業界には未経験歓迎の求人が多く就職しやすい

ネイリストやエステティシャンなどの職種は、研修や資格取得といった入社後のサポートを用意するケースが多く、未経験歓迎の求人が豊富です。これから美容業界への就職をする場合は、美容業界のなかでも興味のある仕事や就きたい職種を絞り、未経験歓迎の求人を探すとみつけやすいでしょう。

資格がある人との違い

ネイリストやエステティシャンは、資格がなくても活躍できる反面、資格がある人とは以下の面で差がつくことが考えられます。

1.業務の幅が限られる
2.就職先の選択肢が限られる
3.給与に差がある

資格がある場合、業務の幅が広がったり、就職、転職先の選択肢が増えたりするといったメリットがあります。たとえば、美容師だと国家資格である美容師免許の取得が必須になります。

ハードルの高い資格ですが、美容師免許を取得すればまつエクやまつ毛パーマなどを行うアイリストや、ハサミ・シェーバー・ワックスを使って眉毛を整えるアイブロウリストとして活躍することも可能です。

アイリストやアイブロウリストは需要が高く、専門のサロンも増えていることから、難しい試験に合格する必要がある職種は、将来性が高いと考えられるでしょう。

美容系の仕事に長く携わりたいと考えるのなら、将来的には資格取得を目指すことも視野に入れましょう。なかには、働きながら資格を目指せるサポートが充実している企業もあるので、気になるサロンや企業に応募するときはサポート体制について調べることをおすすめします。

資格なしでも働ける美容系職種5選

ここでは、資格なしでも働ける美容系の職種を5つ紹介します。職種ごとの特徴や向いている人のタイプもあわせて解説するので、今後の参考にしてください。

ネイリスト

ネイリストは、お客様の爪を整えたり、トレンドやお客様の希望に添ってデザインを施したりする職種です。お客様の手元に顔を寄せ、時間をかけて細かな作業をする必要があるので、体力や集中力、高い精神力が求められます。

今の爪をより魅力的にみせるスキルやアレンジの技術・バリエーションなどが必要になるため、美を追究したい人や絵を描くのが好きな人、おしゃれが好きな人などに向いています。

エステティシャン

エステティシャンとは、お客様からヒアリングした悩みに沿って、フェイシャルケアやボディケアを提供する職種です。エステティシャンは入社後、独自の研修を受けてから現場に立つ流れが多く、エステにまつわる知識がなくても働けます。

美容やエステに興味がある人をはじめ、自分の施術で多くの人に美しさを提供したい人、人に喜ばれる仕事に就きたい人などに向いています。企業によっては、エステティシャンに必要な資格や検定をサポートする制度を設けている企業もあるようです。

化粧品や美容健康商品の販売

化粧品や美容健康商品の販売とは、百貨店や大型商業施設、ドラッグストアなどで、お客様の悩みをヒアリングしながら、適した商品を販売する職種のことです。お客様との会話が中心のため、コミュニケーション能力の高さと正しいマナーが求められます。

人と話すことが好きな人、話を聞き出すのが得意な人、美容に興味がある人に向いています。未経験者歓迎とする企業も珍しくなく、入社後の研修によって美容知識を養い、そのうえで現場に出ることが多いようです。

美容室での補助

美容室の補助は、受付、シャンプー・カットに使う道具の用意、店内の掃除などを行う職種です。美容師のようにカットやカラーなど、お客様に直接触れる接客はできないため、美容師をサポートする役割や雑用が中心です。

なお、受付は来店に限らず、電話予約や問い合わせにも対応します。お客様と会話する機会も多いので、お客様に気持ちよく利用してもらえる環境を作りたい人や、人とかかわることが好きな人、高いコミュニケーション能力がある人に向いています。

美容クリニックの受付

美容クリニックの受付は、来院受付をはじめ、電話対応・会計・カウンセリング・カルテシートの整理などを行う職種です。経験を積むと正社員として迎え入れられる場合もあります。

受付業務は患者や医師、看護師との対話が欠かせません。コミュニケーション能力が高く、現場を広い視野で見られる人、そのうえで臨機応変に対応できる人に向いています。

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美容系の仕事が向いている人の特徴

資格がない状態で美容系の職種に就く場合は、自分の強みをアピールする必要があります。「働きたいと思ったから」「収入を得たいから」といった理由は「うちで働く必要はない」と判断されやすく、内定につながりにくいと考えられます。

ここでは、美容系の仕事全般に共通する、向いている人の特徴を4つ紹介します。美容系の仕事を目指す前に、自分の長所を洗い出しておきましょう。

美意識が高くきれいになる手助けをしたい人

一つめは、美意識が高くきれいになる手助けをしたい人です。美意識が高い人は探究心があり、美容に関する情報ならなんでも取り込もうと、いつでもアンテナを張っています。

取り込んだ知識を接客や施術に活かすことができるので、商品の説明にも説得力が増します。取り込んだ知識を多くの人に浸透させたり、美しくなることを多くの人に実感したりしていただきたいと考える人にはおすすめの職種といえるでしょう。

コスメや美容の流行に敏感な人

二つめは、コスメや美容の流行に敏感な人です。雑誌やテレビなどを通じてコスメや美容の情報をいち早くキャッチし、職場で活用できるものはないかをいつも考えられる人はおすすめです。

流行に敏感な人は、その分だけ豊富な知識と情報量を蓄えています。キャッチした最先端の情報と、蓄積された美容の知識を接客に活かすことで、多くのお客様に喜んでいただくことができ、職場にとっても必要な人材になるでしょう。

ポジティブに考えられる人

三つめは、ポジティブに考えられる人です。誰でもできるような雑務を頼まれても、「美容業界に携われて嬉しい」「この経験があとで役に立つはず」とポジティブに考えられる人は、接客態度にもあらわれます。前向きな提案をすることで、お客様満足度を高めることができるでしょう。

どのような雑務であっても、そのひとつひとつがのちに役立つことはたくさんあります。目先のことだけを見て判断するのではなく、将来の自分を見据えてポジティブに考える人は、資格がなくても頼もしい人材として親しまれるでしょう。

臨機応変に対応できる人

四つめは、臨機応変に対応できる人です。お客様との会話や施術以外に、会計や事務作業など多くの業務に取り組まなければなりません。臨機応変に対応できる能力がある人は、広い視野をもつことで、優先順位をつけながら効率よく対処できます。

何かトラブルが起きたときやイレギュラーが発生したときに、柔軟に対応できる人は、判断力や行動力の高さで乗り切っていけるため、即戦力として歓迎される場合もあります。

資格がなくても働ける!ただし業務や働く場所が限定されることも

美容系の仕事には、資格がなくても働ける職種があります。ただし、資格がなくてもその仕事が好きだという情熱、知識や技術を習得するための努力ができる人材であることをアピールすることが大前提です。

自身の強みや長所を洗い出しながら就職先を探しても、需要とうまくマッチングしないことも考えられます。サロンや企業にとってはもちろん、お客様にとっても必要な人材として、やりがいのある職に就きたいなら、資格取得を目指して働くのがおすすめです。

現場経験を積みながら資格取得のサポートを受けられるサロンや企業もあるので、就職先を探す際はあわせて検討してみるとよいでしょう。

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