美容室の面接に受かる人と落ちる人の違いは?求められる人材の特徴と面接のコツを紹介

美容室に就職したいけど、面接で落ちてしまう…という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

面接までいくということは、履歴書などの書類選考の時点では通っているため、就職まではあと一歩のはず。そこで今回は、美容室の面接で落ちてしまう人の特徴や美容室がなにを求めているのか、面接のコツなど、美容室の面接に受かるためになにをすればいいのかを解説します。

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美容室の面接で落ちてしまう人はどんな人?

美容室の面接で落ちてしまう人には、いくつかの共通点が見られます。まずは、美容室の面接で落ちてしまう人はどんな人なのか、共通する特徴について見ていきましょう。

1.基本的なマナーが身に付いていない人

面接で落ちてしまう人は、基本的なマナーが身に付いていない人です。たとえば、身だしなみや椅子の座り方、話し方などの立ち居振る舞いなど。

そのほか、面接において時間を守るといった、社会人としての重要なマナーが守れていないと、どれだけ高い技術を持っていても落ちてしまうでしょう。これは、美容室以外での面接でも大切なことです。

2.服装や髪型がサロンの雰囲気と合っていない

面接時の服装といえば、スーツを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。美容室での面接はスーツでおこなうこともありますが、実は私服で面接をおこなうことも珍しくありません。

これは「美容室」という美容やファッションに関わる仕事において、美容師自身のセンスもとても重要だからです。そのため、私服で面接をおこない、服装や髪型でセンスも見られていると考えましょう。

しかし、美容師自身のセンスとファッションの好みが、サロンや客層に合わないと取られてしまうと、残念ながら面接で落とされてしまうこともあります。

たとえば、年配のお客様が多く落ち着いた雰囲気のサロンだと、カラフルで奇抜なファッションでは雰囲気と合っているとはいえませんよね?

このように、面接時の服装や髪型は、一般的な面接と比較すると重要な要素であるといえるでしょう。清潔感がありカジュアルすぎないファッションで、希望先のサロンの雰囲気に合わせることを意識してみましょう。

3.発言がネガティブ

ネガティブな発言が多い人も、面接では落ちてしまいがち。美容室はほかのスタッフやお客様など、多くの人と接する仕事です。そのため、ネガティブな発言が多いと暗い人だという印象を与えてしまい、サロンの雰囲気にも影響があるのでは、と思われてしまうことがあります。

自分に自信がない発言や、前の職場の不満など、ネガティブな発言や悪口はやめましょう。

4.発言に具体性がない

面接でサロン側が知りたいのは、志望者の人柄や熱意。そのため、発言に具体性がないとどんな人柄なのかが不透明で、一緒に働いていけるかどうかわからないため落ちてしまう、ということもあります。

また、具体性に欠けると、どのサロンでも使えるような表現になりがちで「ほかのサロンでも言ってるのかもしれない」「うちのサロンでなくてもいいのでは?」などと思われてしまうこともあるでしょう。

たとえば「以前こちらのサロンを訪れた際の丁寧な接客と施術に感動して一員になりたいと思った」といった経験からの理由や、「研修や講習が充実しているため」といった制度・環境に魅力を感じたなど、「このサロンで働きたい理由」を具体的に挙げてみてください。

5.自慢話になってしまう

自分の持っているスキルやサロンで働くうえでの熱意をアピールすることは、面接においてとても大切です。しかし、スキルや熱意をただアピールするだけでは、自慢話に聞こえてしまい、かえってマイナスイメージになりかねません。

熱意やスキルを成功体験として伝える際には、その成功に向けて努力した過程や成功につながるまでの失敗談などを交えて話すと、単なる自慢話で終わってしまうこともないでしょう。また、「周囲の人のサポートがあったおかげ」など、協調性のアピールにつなげるのもよいですね。

美容室が求めている人材はこんな人

ここまでは、美容室の面接で落ちてしまう原因についてお話しました。ここからは視点を変えて、美容室がどんな人材を求めているのかについて見ていきましょう。

1.素直な人

美容室のオーナーが求める人材として、「素直な人」があげられることも多くあります。

これは、応募する立場から見ると少し意外かもしれません。しかし、ここでいう「素直な人」というのは、一般的に言う「逆らわない人、意見をしない人」ではなく、「人の話にきちんと耳を傾けることができる人」という意味です。

つまり、自分の考えややり方だけに固執せず、サロンのコンセプトや方向性に自分を合わせられることが重要、と考えられているといえるでしょう。

とくに、新卒などのアシスタントで採用する場合、先輩スタッフや店長などの話を素直に聞ける人は、向上心にもつながり伸びしろも大きいため、積極的に採用したいと考えているオーナーが多いようです。

2.技術力のある人

美容師として働くのですから、カットやヘアカラー、パーマなどの美容師としての技術力がある人も、美容室が求める人材です。

とくに、転職で応募する人のなかで前職も美容師として働いていたという人は、美容室側からも即戦力として活躍することを期待されます。そのため、高い技術力がある人は採用されやすいといえるでしょう。

3.コミュニケーション能力が高い人

美容室ではお客様と密に接し、悩みや要望を汲み取って理想のヘアスタイルにできる限り近づけなければいけません。また、ときにはほかのスタッフとお客様の情報を共有し、施術を引き継ぐこともあるでしょう。

こういったさまざまな事情から、人とのコミュニケーションは欠かせません。そのため、ほかのスタッフやお客様と円滑にコミュニケーションを取る事ができる能力がある人も、美容室が求める人材のひとつです。

4.体力や忍耐力のある人

美容師は華やかな職業と思われることが多いですが、体力勝負の仕事でもあります。お客様に施術するときは基本的に立ち仕事となり、なかには10時間近く立ちっぱなしになることも。そのため、体力のある人は歓迎されやすいです。

また、カットの練習や講習の参加などもしなければならないため、休日のプライベートな自由時間がつぶれてしまうこともあります。そのため、自由時間が少なくても耐えられる忍耐力も必要です。

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美容室の面接を受けるときのコツ

ここからは、美容室の面接に落ちてしまう原因をふまえて、受けるときのコツについて見ていきましょう。

1.服装・髪型は清潔感が大切

美容室の面接は私服が多いと前述しましたが、いくらセンスが見たいと思われているからといっても、どんな私服でもいいわけではありません。ラフすぎたりカジュアルすぎたり、反対に華美すぎるファッションは避けましょう。

面接を受けるサロンの雰囲気に合わせるとともに、清潔感のあるファッションを選ぶことが大切です。

2.到着時刻は面接開始の5~10分前がベスト!

面接時間に遅刻するのはマナーとしてNGなのは当然としても、早すぎる到着も迷惑になってしまいます。サロンの定休日ではなく営業日を指定された場合、お客様の予約時間内との兼ね合いなど、さまざまな理由で面接時間の設定をしている可能性を考えましょう。

他のスタッフやお客様の迷惑にならないよう、面接開始の5~10分ほど前に到着するのがベストです。

3.受け答えは明るくハキハキと

面接はビジネスの場ですから、言葉遣いにも気をつけましょう。礼儀正しさを保ちつつ、相手の聞き取りやすいように答えられると好印象を与えやすいです。明るくハキハキとした受け答えをこころがけましょう。

美容師の面接については、別記事でもくわしく紹介しているのであわせてご覧ください。
美容師の面接|面接の流れやマナー、質問の意図や回答のポイントを紹介

美容室の面接では熱意を伝えるのがポイント!マナーに注意して面接を受けよう

今回は、美容室の面接で落ちてしまう原因や、面接でのコツについて紹介しました。美容室の最終面接まではいくけど落ちてしまうとお悩みの方は、自分が面接を受けた際のファッションや行動、話した内容を思い返してみてください。美容室の面接で落ちてしまう人には、共通した理由があります。

落ちてしまう原因がわかったら、それを活かして次の面接に臨んでみてください。そのサロンがどんな人材を求めているのかを把握し、働きたい!という熱意を具体的にアピールすれば、きっといい連絡をいただけるでしょう。

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