ネイルチップの販売におすすめの方法とは?趣味からプロのネイリストを目指すには
趣味でネイルチップを制作しており、販売に興味がある人もいることでしょう。しかし、どんな方法で販売すればいいのかがわからなかったり、売れなかったらどうしようかと不安を感じたりしているかもしれません。
そこで、ネイルチップの販売方法や売れるコツを知ることが大切です。さらに、ネイリストを目指したい人に向け、勉強方法や仕事の探し方などもお伝えします。
ネイルチップ販売におすすめの方法とは?
ネイルチップを販売するにはどんな方法があるのでしょうか。ここでは、オンラインで販売できる4つの手段を紹介します。
1. 専門の販売サイトを利用する
1つ目は、ネイルチップ販売に特化した専門サイトです。ネイルチップが欲しいというユーザーが集まるため、売れやすい傾向があります。
応募して採用されると、ネイリスト側はデザインや数の指定を受けて作ります。サイト側が顧客対応をしてくれる分、制作に集中できることがメリットです。
2. ハンドメイド販売サイトを利用する
2つ目は、ネイルチップ以外の商品も販売できる、ハンドメイド品の専門サイトやアプリに出品する方法です。ネイルチップ専門サイトとは異なり、アクセサリーや生活雑貨などさまざまな商品が売られているため、宣伝に工夫しなければなりません。
しかし、自分の好きなデザインのネイルチップを好きな数だけ出品でき、価格も自由に決められることがメリットです。
3. フリマアプリを利用する
3つ目は、フリマアプリです。日常的に利用しているユーザーが多いため、たくさんの人に見てもらいやすい反面、フリマという性質上値引きを求められることも多々あり、単価が下がりやすい傾向があります。
また、競合が多いことから、人気の販売者になるためには、取引でよい評価を集めることも重要です。
4. 自身のショップを作って販売する
4つ目は、オリジナルのオンラインショップを作る方法です。素人でも簡単に販売サイトを作れるサービスがたくさんあり、なかには登録料や利用料はかからず、売れたときのみ販売手数料を支払うタイプのサイトもあります。
サイトの立ち上げはもちろん、集客から対応まですべて自分で行う必要がありますが、売れっ子になれば専業で行えるくらいの収益を手にすることも可能でしょう。
ネイルチップ販売で成功するためのポイントとは?
ネイルチップをネット販売するのであれば、たくさん売れるようになりたいもの。そこで、ネイルチップ販売で成功するためのコツを押さえましょう。
1. いろいろな方法で販売する
まず、専門ショップだけ、フリマアプリだけ、といったように1つの販売方法に限定せず、複数の方法で販売することが大切です。サービスごとにユーザーの属性などが異なるため、間口を広げることで、より多くの人に自分のネイルチップを見てもらいやすくなります。
なお、オリジナルショップを持っていることが信頼につながるため、他のサイトでの販売を行いつつ、自分のショップは作っておいたほうがよいでしょう。
2. SNSを利用して集客する
ただサイトやアプリで出品するだけでは、簡単には認知度が上がりません。そのため、集客を行うことも必須です。
InstagramやXなどのSNSで、自分が制作したネイルチップの写真や着用写真を載せたり、デザインのポイントなどの商品説明をつけたりして宣伝しましょう。なお、Instagramには、ショップページと連携させて販売できる機能もあります。
3. 資格取得で専門性をアピールする
ネイルの資格を持っていると、他の販売者との差別化を図れてユーザーにクオリティをアピールできます。具体的にはどんな資格があるとよいのか、以下でチェックしましょう。
JNEC|ネイリスト技能検定
JNECが認定を行っている「ネイリスト技能検定」は、100万人近くが受験している有名なネイル資格です。基礎の3級からありますが、ネイルチップ販売でアピールしたいなら、プロレベルの2級や、さらにハイレベルな1級(最高位)を取得するのがよいでしょう。
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引用元
公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)
JNA|JNAジェルネイル技能検定
JNAの「ジェルネイル技能検定」は、健全なジェルネイルの普及を目指して行われている検定試験です。名前にあるように、ジェルネイルの知識や技術が求められます。初級・中級・上級の3段階があり、アピールするためには中級や上級の資格を得るのがおすすめです。
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ジェルネイル技能検定とはどんな資格?第28回検定試験の要項やおすすめスクールも紹介
引用元
JNAジェルネイル技能検定試験 | NPO法人 日本ネイリスト協会
4. お客様への気遣いを忘れない
お客様に対して気遣いやフォローを行い、ファンづくりにつなげることも大切です。発送時にメッセージカードやおまけをつける・サイズを確認しやすくしておくなどの配慮をしましょう。
ネイルチップを美しく制作することだけに力を入れるのではなく、このような細やかな気遣いをしてお客様が気に入ってくれれば、リピーターになってもらえる可能性も高まります。
趣味からプロのネイリストを目指すには?
ネイルチップ販売を行っているうちに、実際のネイル施術にも興味が出てくる人も多いことでしょう。では、趣味の域から脱してプロのネイリストになるにはどうすればいいのでしょうか。
どんな風に勉強をすればいいの?
プロのネイリストを目指すなら、技術が必要なため、繰り返しの練習が欠かせません。ネイルチップ制作で経験を積むだけでなく、自分の爪で練習したり、家族や友人にハンドモデルをお願いして施術させてもらったりしながら、ネイル技術を高めましょう。
また、テキストなどで学習し、前述したような資格を取得するのもおすすめです。
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資格取得は必要?
ネイリストの仕事に資格は必須ではありません。しかし、資格によって知識や技術があることを証明できるため、取得したほうが就職・転職の際に有利になりやすいでしょう。ぜひ取得を目指してみてください。
ネイリストが自分に合ったサロンを探す2つの方法とは?
ある程度の力がついたら、いよいよ仕事探しです。これからネイリストになりたい人が就職先を見つけるにはどうすればいいのか、2つの方法をチェックしましょう。
1. 就職・転職エージェントを利用する|美容業界に強いエージェントがおすすめ
求職者の仕事探しをサポートしてくれる、就職・転職エージェントを利用する方法です。プロのアドバイザーが、就活ノウハウをもとに活動を支援してくれます。ネイリストの仕事を探す場合、美容系に強いエージェントがよいでしょう。
2. 求人サイトで探す|美容系に強い求人サイトがおすすめ
インターネット上で多数の求人情報を取り扱っている「求人サイト」を利用する方法もあります。自分のペースで活動を進めやすく、検索機能も充実していることが特徴です。ネイリストになりたい人には、「リジョブ」などの美容系に特化したサイトがおすすめです。
履歴書を書くときに押さえておきたいポイントとは?
ここでは、ネイリストとしての就職を目指す人が履歴書を作成する際のポイントを解説します。
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基本的な書き方をおさらいしよう
履歴書を書くときは、以下のような点に注意しましょう。
・丁寧に記入する
・略字や略称を使用しない
・年を記載するときは和暦または西暦で統一する
・誤字脱字がないように見直しをする
・間違えたらはじめから書き直す(修正液や二重線での訂正はNG) など
志望動機には何を書けばいいの?
履歴書では志望動機も大切な項目です。そこで、ネイリストになりたい人が志望動機に書くべきことを押さえましょう。
・なぜネイリストになりたいのか(ネイルチップ制作という趣味が高じて、など)
・なぜその応募先で働きたいのか(企業研究をするとよい)
・持っている資格やスキルにはどんなものがあるか
・入社後どのように職場に貢献するつもりか など
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ネイルサロンの面接で押さえておきたいポイントとは?
採用試験では面接が行われることが一般的です。ネイリストの面接では、以下のような点に気をつけましょう。
・人柄や意欲をチェックされていることを意識する
・清潔感のある服装(スーツなど)や身だしなみにする
・ネイルを応募先のイメージに合わせて整える
・明るく笑顔で礼儀正しく対応する など
また、履歴書の志望動機に書いた内容は面接でも質問されやすいため、スムーズに答えられるように練習して臨むことが大切です。
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自分に合った方法でネイルチップを販売しよう
ネイルチップを販売するには、さまざまなサイトやアプリを利用するのがおすすめです。ネイルの資格を取ってアピールしたり、SNSを活用したり、ファンづくりのための気配りを行ったりして、販売を成功させましょう。
また、ネイリストになりたいなら、「リジョブ」での職場探しがおすすめです。豊富な求人のなかから「未経験歓迎」「研修制度あり」「副業・WワークOK」などの条件を選んだり、キーワードを入力したりして、自分に合った求人を見つけられます。