美容専門学校にはどんなものがある?学費の目安や選び方のポイント、おすすめの美容専門学校も紹介
美容業界での活躍を目指すため、美容専門学校で学ぶ人は多いです。美容専門学校は全国に多数あり、学校ごとにいろいろな学び方ができるので、自分に向いている学校で学習することが大切。
そこで、美容専門学校について知識を深め、自分にぴったりの学校を選びましょう。選び方やおすすめの学校もお伝えするので、参考にしてみてください。
美容専門学校にはどんなものがある?
まず、美容専門学校にはどんな学び方があるのかという種類を紹介します。
昼間課程
昼間課程とは、朝から夕方まで昼間の時間帯に学校に通って授業を受けるスタイル。期間は2年間で、美容に関する知識や技術を集中してみっちり学ぶことができます。直接指導を受けられ、資格試験の対策もしっかりと行えることが特徴です。
ただし、学費は他の学び方に比べて高めの傾向があります。
夜間課程
夜間課程は、夕方~夜の時間帯に学校に通います。期間は最短2年、長いと2年半~3年かかることもありますが、日中は働いて夜に勉強したいという人には学びやすい環境です。
費用は昼間課程よりも安め。ただし、コースの選択肢が昼間課程に比べて少ないことも頭に入れておきましょう。
通信課程
通信課程は、主にレポート課題を行いながら自分で勉強を進め、年に数回対面授業を受ける(スクーリング)学習方法です。スクーリングでは、自宅学習のみでは習得が難しい実技をメインに習います。
期間は最短3年と長めですが、学費は3つの学び方のなかでもっとも安いことが特徴です。
美容専門学校の学費はどれくらい?
美容専門学校に入学して学習する場合の学費はどれくらいなのでしょうか。目安をお伝えします。
まず、昼間課程は総額200~300万円といわれます。内容は、入学金・授業料・実習費などです。夜間課程は昼間課程より安めで、150~200万円程度が一般的。通信課程になるとさらに安く、50~70万円ほどです。
ただし、美容専門学校によっては、「学費」には教材費などが含まれないという場合もあるため、費用が気になる人は行きたい学校に確認したほうがよいでしょう。
学費が不安なときは奨学金や教育ローンを活用しよう
学費の負担が心配な場合、奨学金や教育ローンを利用する方法があります。代表的な奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)が行っている「給付奨学金」や「貸与奨学金」。給付奨学金の場合、世帯収入の上限などの条件を満たせば返済不要で給付してもらえます。
また、専門学校が独自の奨学金制度を設けている場合もあるのでチェックしてみましょう。例えば、美容業界への就職を目指す学生を対象とした「リジョブ奨学金」のような制度もあります。銀行や国が実施している「教育ローン」で借り入れするのもおすすめです。教育関係にのみ適用できるローンで、固定金利のため利用しやすいでしょう。
引用元
給付奨学金(返済不要) | JASSO
貸与奨学金(返済必要) | JASSO
美容専門学校の選び方のポイント
つづいて、美容専門学校を選ぶときにはどんな点をチェックすればいいのか、ポイントを押さえていきましょう。
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自分に合ったコースがあるか
一口に「美容専門学校」といっても、学校ごとに特色があり学び方や学べる内容も異なります。まずは昼間課程や夜間課程など、自分の学びたいスタイルで学べるコースがあるかどうかを確認しましょう。
美容師免許が取れるかという点はもちろんのこと、目標によっては、メイクやネイルなど他の内容を学べるかもチェックすることが大切です。
立地やアクセスの良さ
特に昼間・夜間課程の場合、自宅や職場などから通いやすい場所にあるかどうかは重要な点の1つ。教材などで荷物が重くなりやすいため、駅から近いか・自家用車で通えるかなどの点もチェックしましょう。
また、美容専門学校や最寄り駅の周囲にアパレルショップやサロンなどが多ければ、通学の合間にトレンドや最新情報を知ることができるため、立地はしっかりチェックするのがおすすめです。
卒業生の就職先や就職のサポート
自分がいきたい美容専門学校を実際に卒業した人々が、どういった道に進み、どんな職場に就職しているかを知ることも大切です。過去の実績から、自分の進路を予想しやすくなるでしょう。
また、学校側が在校生の就職サポートとして面談や就職活動の対策などに力を入れているかどうかも、あらかじめ確認しておくと安心です。
おすすめの美容専門学校を紹介
最後におすすめの美容専門学校をご紹介するので、学校探しの際に活用してみてください。
山野美容専門学校
山野美容専門学校は、2年制の美容科(専門課程)と3年制の通信課程から好きな学び方を選べる美容専門学校。カット・ヘアアレンジ・メイク・ネイルなどのジャンルから自分のやりたいことを選択できるカリキュラムで、プロフェッショナルを目指すことができます。
InstagramやTikTokといったSNSでの配信や、YouTubeでの動画投稿なども積極的に行っており、校風などをチェックできるので、気になった人はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
日本美容専門学校
日本美容専門学校は、「ニチビ」の略称を持つ美容専門学校です。専門科・通信科・総合美容科・アカデミー講座というコースがあり、自分の学びたい分野でしっかり学習することができます。
カットコンテストやスクールコンテスト、卒業ヘアショーなど、学校生活で身につけたことをお披露目できるイベントも多数開催。仲間たちと切磋琢磨しながら成長していけるでしょう。
国際文化理容美容専門学校
国際文化理容美容専門学校は、渋谷と国分寺に学校があります。全員がカット・ネイル・メイク・着付け・エステ・ブライダルを学べるカリキュラムで、将来の道としてさまざまな選択肢ができるのがポイント。選択科目では、マナーや英会話などを学ぶことも可能です。
原宿ベルエポック美容専門学校
原宿ベルエポック美容専門学校は、ファッションの聖地である原宿にキャンパスを構える美容専門学校。「原宿コラボレーション」と銘打って、原宿にある店舗や原宿にゆかりのある企業とコラボし、実践的な現場教育を行っていることが大きな特徴です。
姉妹校が札幌や福岡などにもあるので、遠方で通うのが難しいという人はそちらも検討してみてください。
自分に合った美容専門学校を選んで美容師を目指そう
美容専門学校での学習方法には、昼間・夜間・通信といった種類があり、それぞれ学費も異なることがわかりました。学校選びでは、コース内容や学校の場所、将来へのサポート体制を確認することが大切です。
おすすめの美容専門学校も取り上げたので、自分に合った学校を選んで美容師を目指してみてください。