エステティシャンの履歴書はどう書く?項目ごとのポイントや基本について知ろう

エステティシャンとして就職や転職を目指している人もいることでしょう。応募の際には履歴書の提出を求められることが多いので、書くときのポイントやマナーを知っておくことが大切です。

エステティシャンに限らず、全職種共通の内容もあります。「履歴書をきちんと書けていなかったために書類選考で落とされた」という事態が起きないように、ぜひこの機会に理解を深めましょう。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

【項目別】エステティシャンの履歴書の書き方

エステティシャンが就職・転職する際には、ほとんどの場合で履歴書の提出が必要です。履歴書には項目のおおよそのテンプレートがあるので、以下で項目ごとに書き方のポイントをお伝えします。

なお、当然のことですが、履歴書は下記のポイントを押さえるだけでなく、丁寧に正確に書くことも重要です。

1. 日付・基本の個人情報

まず、履歴書には枠外上部に日付を記入する箇所があるので、記入日ではなく履歴書を提出(もしくは郵送)する日付を書きましょう。

つづいて、基本情報はそれぞれの項目を埋めていきます。下記のような点に注意しながら記入してください。

・略字を使わない
・西暦か和暦かで統一する
・住所は建物名や部屋番号まで書く など

2. 写真

なるべく3カ月以内に撮影した証明写真を使用します。写真から与える印象は大きいため、髪型や服装にも注意しましょう。また、万が一剥がれた場合に誰のものかわかるよう、写真の裏側には自分の名前を記載してください。

3. 学歴・職歴

いずれも基本情報と同じく、西暦・和暦いずれかに統一します。

学歴は1行目の真ん中に「学歴」と書き、次の行から記入しましょう。高等学校の入学から書き始めるのが一般的です。

学歴のあとを1行空け、次の行の真ん中に「職歴」と書いて、その次の行から職務経歴を記入します。入社・退社それぞれの年月や社名、担当部署などを書きましょう。最後に右寄せで「以上」と記すこともポイントです。

なお、応募先の企業によっては、別途職務経歴書の提出を求められることもあります。

関連記事
エステティシャンの職務経歴書はどう書くの? 書き方のコツとポイント、サンプルを紹介

4. 免許・資格

自分が持っている免許や資格を、取得年月とともに正式名称で記入します。書く順番に決まりはありませんが、車の普通免許から書き始め、そのほかは時系列順にするのが一般的です。

5. 志望動機

志望動機とは、なぜその企業に就職したいのかを伝える項目。応募先企業に対する熱意が見られる部分なので、企業についてしっかり下調べを行い、ぜひ働きたいという気持ちが伝わるような文章を書くことが大事です。

なお、文章内で応募先企業について言及したいときの常識として、「御社」は話し言葉なので、書き言葉である「貴社」を使用してください。

関連記事
エステティシャンの志望動機はどう書けばいいの?書き方のポイントと例文・面接で気を付けるべきことを紹介

6. 趣味・特技・自己PR

自分の興味関心や長所などをアピールする項目です。

とくに自己PRというのは自分の売り込みをするものなので、自分にはどんな強みがあり、企業の求める人材とどう一致しており、自分を採用すると企業にどんなメリットがあるのかをプレゼンするような気持ちで書くとよいでしょう。

【例文付き】エステティシャンの自己PRはなぜ必要?書き方のポイントも紹介

7. 本人希望欄

勤務時間・日数・勤務地などの希望がある場合は記入してください。また、同一企業が複数の職種で人材を募集している場合は、履歴書をチェックする相手がパッと見てどの職種であるかわかったほうがよいので、「エステティシャンを希望」と記しておくと丁寧です。

エステティシャンの履歴書における基本やマナー

つづいては、エステティシャンが応募する前に押さえておきたい、履歴書の基本とマナーについて解説します。

履歴書の様式

履歴書のベーシックな様式としては、2021年に作成された、厚生労働省推奨のフォーマットがあります。職種などを問わずマルチに使えることがポイントです。

新卒者の場合は、学校指定の履歴書や、学歴・職歴欄が小さく特技や自己PR欄が広いものもおすすめ。また、反対に中途採用や職歴が多い人の場合は、職歴欄が広く退職や転職理由まで記入できるものもよいでしょう。

アルバイト・パートの応募であれば、勤務日や時間の希望を書きやすいタイプを使ってもOKです。

なお、履歴書のサイズはA4、またはB5が広く使われています。

企業から指定されている場合も

応募先によっては、指定の履歴書を使うように指示されることもあります。指定がないかどうか、応募前にきちんと確認しましょう。

手書きとパソコン作成ではどちらがよい?

重視されるのは履歴書の内容なので、とくに指示がない場合は手書きでもパソコンでも問題ありません。

なお、パソコンやスマートフォンから簡単に履歴書を作成できる、便利なツールもあります。手書きの場合と比べて間違いを修正しやすいことや、複数の企業にエントリーするときに使い回せることがメリットです。

履歴書はどこで手に入れる?

履歴書の用紙は、文房具店・コンビニ・スーパーなどで市販されているので、購入して使いましょう。また、インターネット上でもたくさんのテンプレートが無料で配布されているので、ダウンロードして使用する方法もあります。

提出前に誤字脱字などをチェック

履歴書を書き終わったら、誤字脱字がないか・文章におかしなところはないか・記入漏れはないかなどを必ず確認してください。声に出して読み上げながら行うと、見落としがちな細かいミスにも気づきやすいです。

なお、セルフチェックでもよいですが、家族や友人などの第三者に見てもらい、問題点を指摘してもらったほうが安心でしょう。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

面接対策もしておこう

エステティシャンの就職活動において、履歴書とあわせて準備したいのが面接時の心構えです。面接では、身だしなみや表情など、履歴書では見えない部分を面接官から見られています。

関連記事
エステティシャンの面接でよく聞かれる質問とは?面接のときに見られているポイントや身だしなみについても紹介

よく聞かれる質問を知り、話し方に注意する

上記記事にもあるように、面接の際には「よく聞かれる質問」があるので、質問と回答をしっかり頭に入れておきましょう。

また、話すときには相手の目を見ながら堂々とした態度でハキハキとしゃべることが大切です。不安そうな表情や悪い姿勢などは、相手にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

エステティシャンは履歴書をしっかり準備して選考に臨もう

今回は、エステティシャンの履歴書の書き方のポイントや、基本として知っておきたいことをお伝えしました。これから就職・転職活動をする人は、ぜひ活動に役立ててください。面接対策も行い、採用に向けて準備を整えましょう。

なお、エステティシャンの仕事を探したいなら、「リジョブ」がおすすめです。美容業界の求人に特化したサイトなので、ぜひ気軽に利用してみてください。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのエステ求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄