ネイリストのコンテストとは?|コンを目指すテストネイリストにおすすめのスクール・セミナーを紹介

エステ業界や理美容業界など、美容業界ではいろいろな分野でコンテストが開催されていることをご存知でしょうか? ネイル業界にしても同様で、より技術の優れたスーパーネイリストを発掘すべく、定期的にコンテストがおこなわれています。

ここでは、ネイリスト向けのコンテストについてや、コンテスト上位を目指すためにおすすめのスクールや講座についてご紹介していきます。

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ネイリストのコンテストとはどんなイベント?

ネイリストのコンテストは、決められたテーマに沿ってネイルの技術・デザイン力を競う大会のことです。一般的には、ネイルコンテストと呼ばれますが、「ネイルコンクール」「ネイルコンペティション」と呼ばれることもあります。ネイルコンテストで競う内容は部門によって異なりますが、おもにネイルケアとスカルプチュアの技術が中心です。このようなコンテストは、会場でおこなうものと、ネイルチップなどをあらかじめ制作しておき、競うものがあります。

日本で開催されているコンテストの一例を紹介!

日本で開催されている代表的なネイルコンテストとして、JNA主催の「全日本ネイリスト選手権」があげられます。全日本ネイリスト選手権は、どのようなコンテストなのかをご紹介していきます。

JNA主催 全日本ネイリスト選手権|地区大会・EXPO

全日本ネイリスト選手権地区大会では、各地区の選手のなかでもっとも優秀なネイリストとして認められるべく競技をします。地区大会には、「ネイルエキスポ」で開催される全国大会の出場権を得ることを目的としたネイリストが参加しています。参加層は幅広く、ネイルスクールで学ぶコンテスト未経験者から、多くの経験を積んだベテランまでさまざまです。

地区大会でグランドチャンピオンを獲得すると、東京ネイルエキスポにて開催される全日本ネイリスト選手権の出場資格が得られるほか、JNAメダルや副賞などが授与されます。全日本ネイリスト選手権に出場するにあたり、選手とモデルの交通費や宿泊費(1泊2日分)を支給してもらえるほか、一部の出場料が免除されるなど特典はとても豪華です。

出場部門は、プロフェッショナル部門とジュニア・スチューデント部門の2部門に分かれています。

競技種目|プロフェッショナル部門

プロフェッショナル部門の出場資格は、とくに定められていません。ただし、これまで世界ネイリスト選手権や全日本ネイリスト選手権のプロフェッショナルでチャンピオンを獲得したことのあるネイリスト、東京ネイルエキスポに招待された実績がある人は出場不可となっています。

競技種目は、ネイルケアとフレンチスカルプチュアの2種目です。ネイルケアでは、ケアからカラーリングまでを1分間のインターバルを含め61分でおこないます。フレンチスカルプチュアは、モデルの両手10本の指にフレンチスタイルのスカルプチュアを120分で装着する競技です。

競技種目|ジュニア・スチューデント部門

ジュニア・スチューデント部門は、コンテスト申込時にネイル専門学校や理美容学校のネイル学科に所属する学生であることが受験資格です。プロフェッショナル部門と同じように、過去にジュニア・スチューデント部門でチャンピオンを獲得している人、東京ネイルエキスポの招待実績がある人は出場不可となっています。

競技種目は、ネイルケアとナチュラルスカルプチュアの2種目です。ネイルケアでは、ケアからパールホワイトのポリッシュを使用したカラーリングまでをプロフェッショナル部門と同じ61分でおこないます。ナチュラルスカルプチュアは、トレーニングハンド(片手)を使用してスカルプチュアを装着する種目です。

競技規定|プロフェッショナル部門

ケア部門ではジェルやアクリルを用いたイクステンションやリペアを施してあっても構いませんが、仕上がりがナチュラルネイルと同等であることが前提です。不自然な施術を施している場合は、減点されてしまいます。

一方、フレンチスカルプチュアの場合は、イクステンションやリペアがおこなわれていない状態でなければならず、何らかの装飾がされている場合は減点です。

競技規定|ジュニア・スチューデント部門

ジュニア・スチューデントのナチュラルスカルプチュアは、トレーニングハンドを用いておこないます。文字やメモリが記入してあるトレーニングハンドを使用した場合は、失格です。さらに指部分が外せるトレーニングハンドで参加し、故意に指を外した場合も失格となります。ほかにも一定の競技規定が設けられています。

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コンテストを目指すネイリストにおすすめのスクール・セミナーを紹介

ネイルスクールやセミナーでは、ネイル初心者や資格取得を目的とした人に向けたコース以外にも、プロ向けのコースやコンテスト入賞を目指せるコースがあります。ここでは、コンテスト入賞に向けたレッスンを受けられるスクールをみていきましょう。

木下ユミ・メークアップ&ネイル アトリエ|ネイル研究科

プロ向けのスキルアップコースによるコンテスト対策のほか、技術の見直しや技術向上など、プロとして活動しているネイリストがより技術を高めることができます。特別カリキュラムになるため、事前に受けたい内容を申告したうえで受講する流れです。

ネイルサロンエトワール

こちらのスクールではあらかじめコースを設定するのではなく、受講者が求める内容に合わせたレッスンをおこなうカリキュラムを導入しています。コンテスト対策においては、サロンとスクールの代表である星野優子氏が直接指導してくれるので、より実践向けのレッスンを受けることが可能です。

受講内容の幅が広く、働き方や経験によって学びたい内容が異なるプロネイリストにもおすすめです。

ネイルスクールトリシア|認定講師・コンテスト対策コース

こちらのコースでは、コンテストの種目に対応したフレンチスカルプチュアとフレンチネイルケアを含めたレッスンをおこなっています。コンテスト対策のほか、認定講師試験の合格を目指している人にも適したコースです。実技のレッスンでは、自由にモデルを同伴してレッスンできるので、リアルなハンドケアや施術をおこなえます。

黒崎えり子ビューティーカレッジ|認定講師対策コース・スキルUP 1Dayセミナー

認定講師試験対策やコンテスト入賞に特化して集中的に学べるコースです。そのため受講資格が設けられていて、JNA認定校においてネイルケアとネイルイクスンションの実技レッスンを20時間受講しているネイリストでないと受講することができません。5回(20時間)コースのほか、1日集中レッスンのセミナーも開講しています。

サンミーゴネイルスクール|ダイヤモンドコース

ネイリスト技能検定の1級やジェルネイル技能検定の上級を目指す人のほか、コンテスト入賞を目指すネイリストに適したコースです。すでにネイリストとしての経験を積んでいる人よりも、これからトップネイリストとして活躍したい人がネイルを学ぶのに適したカリキュラムとなっています。

コンテストは技能とケア・アート性を競うイベント!

コンテストは、資格取得よりもさらに進化した技術や施術センスを競い合うイベントです。たくさんのネイリストと出会い、多くの技術を見る機会であり、入賞した際は華々しい実績としてプロフィールに加えることができます。

グランドチャンピオンを獲得すれば豪華な特典とともに全国大会に出場できるなど、コンテスト参加におけるメリットは多いです。プロネイリストだけでなく学生でも参加できますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

出典元:
日本ネイリスト協会 全日本ネイリスト選手権地区大会
全日本ネイリスト選手権 2019年地区大会競技要項
木下ユミ・メークアップ&ネイル アトリエ|ネイル研究科
ネイルサロンエトワール
ネイルスクールトリシア|認定講師・コンテスト対策コース
黒崎えり子ビューティーカレッジ|認定講師対策コース・スキルUP 1Dayセミナー
サンミーゴネイルスクール|ダイヤモンドコース

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