傷んだ髪をツヤツヤにするには?ダメージの原因や改善方法を知ろう

ダメージヘアの人にとって、ツヤツヤと輝く髪の毛はあこがれです。「自分の髪ではもうダメかも…」と諦めている人もいるかもしれません。しかし、正しくケアすることによって、サラサラでツヤツヤな美髪を手に入れられる可能性は十分あります。

そこで、髪の毛が傷む仕組みや原因を知り、ツヤツヤ髪に導くための方法を学びましょう。日々きちんとケアして、あこがれの美髪を目指してみてください。

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髪の毛が傷むってどういう現象?

髪の毛は、3つの層からできています。外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」です。

このうち、真ん中にあるコルテックスは、85~90%程度がたんぱく質で、たっぷり水分が含まれています。そのたんぱく質や水分を、外側のキューティクルが保護しているという状態です。

ところが、何かしらの原因によってキューティクルが損傷すると、コルテックスのたんぱく質や水分が奪われて髪が乾燥してしまいます。うろこ状のキューティクルの形が乱れ、見た目も悪くなります。

つまり、髪が傷む=髪のダメージとは、キューティクルに異常が起きた状態のことなのです。

髪がダメージを負う4つの原因

髪の毛のダメージ内容には、パサつき・ツヤがない・ハリやコシがない・切れ毛や枝毛などがあります。傷みが発生する原因にはどんなものがあるのか見てみましょう。

生乾き・自然乾燥

濡れた髪はキューティクルが開いており、コルテックスのたんぱく質や水分が抜け落ちやすい状態。きちんと乾かさずに自然乾燥、または濡れたまま寝てしまうと、パサつきや寝ぐせなどにつながり、雑菌も繁殖します。

さらに、寝ている間に枕と髪がこすれるので、髪が湿っていると摩擦の影響でキューティクルがはがれやすいです。

カラー剤やパーマ液

カラーやパーマをしている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、ヘアカラー・ブリーチ・パーマといった薬剤にも注意が必要。アルカリ剤によってキューティクルを開いて色素を定着させるため、キューティクルが剥がれます。

そのため、薬剤を使うことによって髪にダメージが起き、ツヤも失われてしまうでしょう。

紫外線

日常生活では髪の毛が紫外線を浴びることも多く、目には見えない状態でダメージがどんどん蓄積されていきます。

紫外線によるダメージでは、次第にツヤが失われていったり、パサつき・切れ毛・まとまりにくいなどの状態になったりするので、念入りなUV対策やケアが必要です。

アイロンやドライヤーの熱

キューティクルは熱に弱い性質を持っています。濡れているとさらにダメージを受けやすいです。

そこで、熱や水分によるダメージを抑えるためには、しっかりタオルドライしたのちにドライヤーで乾かすことが大切。濡れている時のブラッシングにも注意です。また、アイロンやコテを使うときは、髪が乾いた状態でおこないましょう。

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髪をツヤツヤ・サラサラにする方法

前章では、毛髪がダメージを受ける原因について解説しました。では、ツヤツヤでサラサラの美髪を目指すにはどうすればいいのか、具体的な方法を紹介しましょう。

1. 丁寧にシャンプーする

日々の洗髪は重要なポイント。まずは正しいシャンプーのやり方から見ていきましょう。

ブラッシング

最初の工程はブラッシングです。髪を濡らす前に、毛先から順番にブラシやクシでもつれや絡みをほどいて毛流れを整えます。地肌からしっかりとかすと、頭皮の汚れも浮いて落としやすくなるでしょう。

シャンプー時だけでなく日常的なブラッシングでも、毛先のほうから順に、かつやさしくおこなうことを意識してみてください。

お湯で予洗い

つづいて、38度前後のぬるめのお湯でしっかり予洗いをします。念入りにおこなえば、予洗いの時点で汚れの大半を落とすことが可能です。

シャンプーをよく泡立ててからやさしく揉むように洗う

ここで、いよいよシャンプーを使います。頭皮や髪への刺激・摩擦を抑えるため、シャンプーを直接髪につけるのではなく、手に取って十分泡立ててから使いましょう。さらに、ゴシゴシこすらず指の腹で頭皮をマッサージするようにやさしく洗い上げます。

シャンプーにもさまざまな種類がありますが、よりツヤツヤに仕上げたいなら、質のよいサロンシャンプーを使用するのもおすすめです。

しっかりすすぐ

シャンプーをするときは、すすぎも重要。髪の流れに逆らうようにしてシャンプーを落としていきます。ヌルヌル感や泡が残らないようにしっかりとおこないましょう。すすぎ残しは頭皮への負担になるので、丁寧にきれいにしてください。

2. トリートメントでケアする

シャンプーの後は、トリートメントやヘアマスクで保湿やダメージ修復のケアをおこないます。特に毛先にしっかりつけて、荒めのコームなどでとかしながら成分を浸透させましょう。トリートメントのすすぎは、シャンプー時同様、十分におこなってください。

洗い流さないタイプのトリートメントもおすすめ。ツヤを出したいならオイル系のトリートメントがよいでしょう。

サロントリートメントもおすすめ

自宅でケアするのはもちろん、高い美髪効果を求めるなら、美容室でトリートメントケアを受けるという手もあります。サロントリートメントにはいろいろな種類があり、たんぱく質や美容成分を補いながらしっかり補修する方法も。

サロントリートメントの種類や詳細は、下記ページでチェックしてみてください。
美容室のトリートメントの種類とは?おすすめの方法と特徴を紹介 | モアリジョブ

3. タオルドライ&ドライヤーできちんと乾かす

髪を洗ったらすぐにタオルドライしましょう。ゴシゴシこすらず、やさしく揉むようにして水分を取ります。

ドライヤーを当てるときは、乾きにくい根元から。同じ場所に集中的に当てるとよくないため、10~20cmほど離しつつ、強い温風でドライヤーを振りながら当てていきます。キューティクルを剥がさないよう、必ず上から下に向かって風を当てるようにしましょう。

冷風を当てるのも重要

熱を当てるとキューティクルは開いたままです。ツヤ出しには、仕上げに冷風を当てて熱を冷やすのがよいでしょう。ふんわりして手触りもよくなる効果が期待できます。

ヘアオイルやツヤ出しスプレーなどでケア

ヘアオイルには、ダメージ補修や外的刺激からの保護などの役割があります。油分によってツヤやうるおいを与えてくれるでしょう。また、ツヤ出し目的のスプレーなどを使うのもおすすめです。

ヘアオイルについては、下記のページで使い方を詳しく解説しています。
ヘアオイルの正しい使い方とは?効果的な使用方法やタイミングを紹介

ツヤツヤでサラサラな美髪を目指そう

髪が傷むのは、キューティクルがダメージを受けるためです。すでにダメージを負っている人も、キューティクルに損傷や異常が起きる原因を知り、きちんとケアすることで、サラツヤの美しい髪を目指せます。

今回は、シャンプーの手順やトリートメントのやり方など、美髪を目指す方法を解説したので、髪のダメージが気になる人はぜひ紹介した内容を試してみてはいかがでしょうか。

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