白金台のトータルビューティーサロンに聞く。面接のポイントは？

白金台にある「ルミエール・プラチナム」は、ボディメイク・鍼灸・オイルで全身をトータルで美しく整えてくれるサロン。今回はルミエール・プラチナムの採用について、オーナーの志村さんとスタッフの三苫さんにお話を伺いました。

ルミエール・プラチナムのさまざまな就職ルート

―――ルミエール・プラチナムといえば「足師」という独自の施術が特徴的ですよね。

志村「『足師』をわかりやすく言うと『ボディメイク』です。足は身体の土台ですから、足の裏と骨格をみれば身体のバランスがわかります。それをもとにハンドマッサージや整体、鍼灸を組み合わせて身体を整えていくというのが、ルミエール・プラチナムのオリジナルの技術です。」

―――総合的な施術なんですね。初めてのお客さまが来店されたらどのようなカウンセリングをするのですか？

三苫「紹介でいらっしゃるお客さまがほとんどですが、新規のお客様がいらっしゃったら、骨格を見ながら、一番きれいになれる方法について話し合います。足師と鍼灸師、エステティシャンが情報交換して意見を出し合い、その後のメニューを決めていきます。」

オリジナルの足師や鍼灸、ボディメイク、エステが連携をとってその人にとってベストな方法を考えてくれるメニュー展開。トータルボディケアができてうれしいですね。

求める人材は、「白金台」という立地の雰囲気に合う人

―――「足師」やエステティシャン、鍼灸師などさまざまな部門の専門家の方々は、それぞれどのようにして採用されているのでしょうか。

志村「現在『足師』の募集は行っていません。エステティシャンは欠員が出た時にWEBの求人サイトで募集をしています。鍼灸師は、鍼灸専門学校に求人を出します。」

―――面接はどのように行いますか？

志村「面接はエステティシャンや鍼灸師と私の二人でおこないます。面接内容をスタッフと共有し『こんな人どうかな』と話しあって決定します。自分一人では決めません。」

―――スタッフのみなさんで決められるんですね。お店が求めるのはどんな人材でしょうか。

三苫「白金台という土地柄、落ち着いた方の来店が多いので、常識豊かで細やかな気づかいができる人を歓迎します。明るい性格のスタッフが多いので、雰囲気に合う方が理想です。」

採用では技術より人格を重視

―――中途採用の割合はどのくらいでしょうか。

三苫「今いるスタッフはみんな中途採用ですね。年齢は気にしませんし、結婚されていてもかまいません。30代、40代でも大歓迎です。」

―――必要な資格や履歴書で重要視されることはありますか。

三苫「鍼灸師の資格はもちろん必要ですが、履歴書だけを見て判断することはありません。技術も実際にしてみないとわからないですし…。それよりも、人柄を重視します。」

志村「うちの店は自身の経験から導き出した特別な施術なので、他店での経験とは全然違うものだと思います。なので、既存の知識や経験に縛られずに柔軟に対応できる方が向いていると思います。『学校でこう習ったから』『今まではこうしてきたから』などにこだわりを持たない方のほうがいいのかもしれません。」

三苫「志村の『ボディメイク』という技術自体が普通のエステサロンなどで使うものとはぜんぜん違うので、空いている時間に勉強するスタッフが多いです。勉強熱心な人が多いですよ。」

「足師をもっと広げたい」。産休・育休制度の充実も

―――これから目指していく方向などお伺いしたいです。

三苫「もともと『足師を広げたい』という思いが志村のなかにありますので、そうした活動ができる体制もサロンとしてとっていきたいと思っています。」

志村「ひとりでやっていても限界があるので、技術は広げていかないといけない。そうでないと自分の体がつらい、というのもあるのですが（笑）」

―――お店の形、教育制度などを作り上げていくということですね。あと、スタッフの産休・育休制度などはいかがでしょうか。

三苫「これまでは対象となるスタッフがおりませんでしたが、希望があれば志村と相談して、作っていきたいと思っています。無理ということはないので、シフトの組み方、勤務の仕方など相談しながら。」

まとめ

ルミエール・プラチナムの目的は「ひとりのお客さまをトータルできれいにする」ということ。その目的に向かって、それぞれの部門が連携して施術を行うことを大切にしています。男女関係なく、スタッフがおたがいに気づかい合い、チームワークを大切にされているのが感じられました。

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