アイリストとは?どんな資格が必要なの?|やりがいや向いている人などを徹底解説!

まつげエクステ、通称まつエクの需要は年々高まっていて、サロンも数多く出店されています。そんなまつエクの施術者であるアイリストとして働くためには、まずは国家資格である美容師免許を取得するところからはじめなければなりません。

こちらでは、アイリストになるために必要な手続きやアイリストになるまでにかかる費用などについて詳しく解説しています。

履歴書なしで応募可能!

「アイリスト×未経験歓迎」で探す

アイリストとは? アイリストの定義について


まつエクの施術をおこなう人を「アイリスト」と呼びます。この認識は間違いではないのですが、実は「アイリスト」とは、有限会社ローヤル化研が商標権を取得している名称です。有限会社ローヤル化研で働くアイリスト以外が、アイリストと名乗って仕事をすることは、商標権の侵害となってしまいます。

まつエクの施術をおこなう人でなくても、有限会社ローヤル化研に関わらない人がアイリストと称した活動をすることは、商標権の侵害になります。商標権を侵害した人は、罰金もしくは懲役などの罰を受けなければならないので、「アイリスト」という名称の利用には注意が必要です。

アイラッシュサロンでは、まつエクのほかにまつ毛パーマの施術もおこなうことが多いです。まつげパーマの施術をおこなう人も「アイリスト」と呼ばれますが、前述のように、「アイリスト」は登録商標のため、自ら名乗ると商標権の侵害にあたります。

ちなみに、アイリストのほかに「アイデザイナー」という名称もありますが、これらの呼び方と仕事内容については、大きな違いはありません。こうした点を踏まえて、次の章ではアイリストの仕事内容を解説していきます。

アイリストの仕事内容は?


「アイリスト」の定義についてはおわかりいただけたのではないでしょうか。ここからは、アイリストがどんな仕事をしているのかについて、具体的に見ていきましょう。

1.カウンセリング

まずは、施術前におこなう「カウンセリング」があります。カウンセリングによって、お客様の目の状態を見ながら、希望の仕上がりをヒアリングしたり、目の状態に似合うアイデザインを提案したりします。

固めのまつエクを140本つけたいとカウンセリングでリクエストされても、目の大きさや地まつ毛の状態によってはそれが難しいことも。その場合は、可能な本数やまつエクの長さで、できるだけ理想に近いデザインを提案しましょう。

施術後に、まつ毛の手入れ方法についてアドバイスをするのも、アイリストの仕事です。カウンセリングで丁寧な対応をすることで、お客様に安心して施術を受けていただけます。

2.まつ毛エクステンション

まつエクの施術をおこなうのが、アイリストのメインの仕事です。まつエクは、ただまつ毛にエクステをつければよいというわけではありません。目頭から目尻にかけてのまつエクの長さの調整や、カールの流れなど、こまかい部分をひとつひとつ確認しながら、施術をおこなっていきます。

地まつ毛は、一列に太いまつげが生え並んでいないこともあるのが特徴です。同じ位置に2本重なって生えている、エクステをつけたい場所に、細く短いまつ毛しか生えていないといったことも。どのまつ毛にエクステをつけていくかの判断は、とても重要になります。

細く短いまつ毛は、生えかけているまつ毛であることも多く、そこに無理やりエクステをつけてしまうと抜けてしまい、新しいまつ毛が生えにくくなってしまうことも。いかに地まつ毛へ負担をかけず、施術していくかも、アイリストの腕の見せどころです。

3.まつげパーマ

「地まつ毛が比較的しっかり生えているので、エクステの必要がないけれど、ビューラーをしなくてもいいようにパーマでカールを出したい」というお客様もいるでしょう。そのため、アイラッシュサロンでは、まつエクだけでなく、まつ毛パーマの施術をおこなっているところもあります。

お客様にまつ毛パーマを施すのも、アイリストの仕事です。まつ毛パーマは、細いまつ毛用のロッドにまつ毛を巻いてカールを付ける方法と、ビューラーのような器具を使用してカールをかける方法があります。

まつ毛パーマも、パーマ液が目のなかに入ってしまうと眼球のトラブルを招くので、確かな技術が必要です。アイリスト養成校では、まつ毛パーマの技術を学べるところもあります。

4.その他店舗業務

そのほか、サロンの清掃や備品の在庫管理、売上管理、スタッフの研修などもアイリストの仕事の一部です。お客様が気持ちよく施術を受けられるよう、つねにサロンをきれいにしておくことはマスト。また、それぞれのスタッフが日々レベルアップできるよう、定期的な講習会で技術を高めることも欠かせません。

アイリストはまつエクをする人、という印象が強いですが、サロンワークとなるといろいろな仕事があるということがわかるでしょう。

以下に、現在アイリストとして活躍している人のインタビュー記事をご紹介します。これからアイリストとして頑張りたい人に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

履歴書なしで応募可能!

「アイリスト×未経験歓迎」で探す

アイリストになるために必要な資格とは


アイリストの仕事は、以前までは資格がなくても就くことができました。しかし、アイリストの仕事が普及しはじめてからは、施術するうえでの安全面を考慮して、2008年以降国家資格である美容師免許が必要になったのです。

ここでは、現時点でアイリストになるために必要な資格や手続きなどについて、詳しく解説していきます。

1.美容師免許の取得が2008年以降必要に

現在、アイリストとして仕事をするには、必ず美容師免許が必要です。

まつげエクステの施術がおこなわれるようになった当初は、とくに資格は必要ではなく、誰でも施術をおこなえる職種でした。

しかし、まつげエクステを利用する人が増えるにつれ、まつげエクステを接着するための「グルー」が目に入って腫れてしまう、角膜を傷つけてしまうといったトラブルが多発。こうしたトラブルを防ぎ、安全性を確保するために、2008年以降は美容師免許の資格を持っていることが必須条件となりました。

これまでまつげエクステサロンを開業して多くの施術をおこなってきた人でも、資格がないとアイリストとしての仕事ができません。

美容師免許の取得方法については、下記のページにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【2022年度最新版】美容師国家試験はどんな内容? 合格率や受験資格と併せて解説!

2.アイリストになるなら、取っておきたい民間資格一覧

さきほど解説したように、アイリストになるためには美容師免許を取得していることが必須です。しかし、実際には、美容師免許を取得するまでに勉強する内容と、アイリストに必要な技術や知識は異なる部分があります。

美容師はあくまでヘアデザインをすることがメインですが、アイリストはまつげをデザインする仕事。この点から、アイリストになるためには、アイリスト向けの施術や知識を習得する必要があります。

アイリストになるための勉強ができる学校や、習得した技術を検定する資格は民間で多数展開されていますので、ぜひ目指してみましょう。つづいては、資格取得におすすめの民間資格をご紹介します。

日本まつ毛エクステンション認定機構 技能検定試験(JECA)

「日本まつ毛エクステンション認定機構 技能検定試験(JECA)」は、アイリストとして施術をおこなうための技術と知識を検定する試験です。資格は、以下の5種類にわかれています。

日本まつ毛エクステンション認定機構 技能検定試験(JECA)

日本アイリスト協会(JEA) 技能検定試験

「日本アイリスト協会(JEA) 技能検定試験」も、アイリストとして施術をおこなううえでの技術と知識を検定する試験です。資格は以下の3種類で構成されています。

日本アイリスト協会(JEA) 技能検定試験

日本ラッシュアーティスト協会(JLA)技術評価試験

LEVEL1からLEVEL5までの5段階があり、LEVEL5が最高レベルの、まつエクの技術評価試験です。LEVEL1は誰でも受験できますが、LEVEL2は美容師免許の取得、LEVEL3~5はそれぞれに応じた年数の実務経験が受験資格となっています。

キャリアアップを目的とするなら、総合的な知識と正確かつスピーディーな技術、デザイン力を求められるLEVEL4、プロフェッショナルといえる巧みな知識と技術を求められるLEVEL5に挑戦してみてください。

日本ラッシュアーティスト協会(JLA) 技術評価試験

NEA日本まつげエクステ協会 プロアイリスト検定

「NEA日本まつげエクステ協会のプロアイリスト検定」も、先にご紹介した資格同様に、アイリストとしての技術と知識を検定する資格です。資格は以下の3種類です。

NEA日本まつげエクステ協会 プロアイリスト検定

アイリストを目指すための(通信)学校もある


アイリストとして施術を提供するために必要な資格は、法律的には国家資格である美容師免許のみです。しかし、多くのアイリスト、そして施術を受ける顧客も、美容師免許だけではアイリストとして必要な知識が学べないと感じているようです。

民間の検定を受けるにあたっては、何度も練習をくりかえし、しっかり勉強することが求められます。民間の検定を受けてディプロマを取得することは、必ずしも必須条件ではありません。

ですが資格を取得することで、必要な知識をすでに習得していることが証明されます。就職活動やサロンワークをおこなう際、信頼される要素として資格が活躍する可能性が高いでしょう。

たとえば、アイリストとしてサロンで仕事をしたことがないとしても、資格を取得していれば、すでに知識と技術を持っていて、即戦力として活躍できることがアピールできます。就職活動にとても有利なポイントとなるでしょう。

1.ジャパンアイリストカレッジ

「ジャパンアイリストカレッジ」は、用途に応じたさまざまなカリキュラムを用意しているアイリスト専門学校です。おもなコースは、技術と知識を有していることを証明できるディプロマを取得するためのコース、ジャパンアイリストカレッジオリジナルのボリュームラッシュを使用するために必要な技術を学ぶコースなど。

費用は、たとえば基本的なまつエクの技術を学べる「スタンダードプチコース」の場合、10時間の受講で約11万円です。サロンで働きたい人、プロの技術を身につけたい人向けの「プロコース」は、20時間の受講で22万円になります。

トップレベルの技術を身につけたい人の「トップコース」は、40時間で受講費用は44万円です。習得したい技術レベルに合わせてコースがわかれているので、検討しやすいでしょう。

ジャパンアイリストカレッジ

2.専門学校エビスビューティカレッジ

「エビスビューティカレッジ」は、美容師免許が取得できる学校です。昼間部と夜間部にわかれていて、どちらも98%以上の合格率を誇ります。夜間部であれば、昼間は働きながら取得することが可能です。

学生のなかには、昼間は別の専門学校に通いながら、夜間でエビスビューティカレッジに通って勉強をしている人もいます。

美容師免許の取得を目指しながら、いろいろな技術を学んだり、資格を取得したりできるのがエビスビューティカレッジの魅力です。メイクアップ検定や、ネイル関連の資格取得が目指せるほか、エステティシャンの資格を取得することもできます。

近年は、ひとつのサロンで複数の施術を提供するところも多いので、ヘアデザインだけでなく、メイクやエステなどを学ぶことができるのは非常に便利な点といえるでしょう。

専門学校エビスビューティカレッジ

3.PBアカデミー まつ毛エクステンション認定講師 資格取得講座

こちらの講座は、まつエクの認定講師を目指せる資格です。アイリストとして顧客に施術をおこなうためには、国家資格である美容師免許が必須です。

しかし、講師として技術を教えるのであれば、美容師免許がなくても問題ありません。講師になりたい人は、こちらの資格取得講座がおすすめです。

PBアカデミー まつ毛エクステンション認定講師 資格取得講座

アイリストが活躍できる仕事の仕方とは


アイリストは、その後のキャリアアップやキャリアチェンジとして、いくつかの方向性があります。こちらでは、アイリストが業界で活躍するための働き方について見ていきましょう。

1.アイラッシュサロンで、アイリストとして活躍する

アイリストの働き方としてもっとも一般的なのが、アイラッシュサロンでアイリストとして働くという形です。その働き方は実にさまざまで、正社員として働くのはもちろん、アルバイトやパート、スポットなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能。

技術さえあれば、結婚して出産をしても、できる範囲で仕事ができます。ほかの仕事と並行しながら、指名が入ったときだけ契約しているサロンで働くという方法も可能です。

また、フリーランスでアイリストとして働くという方法もあります。サロンと契約をして、自分のお客様を施術する際に、契約サロンの席を借りて施術するという方法です。サロンには売上の何割かを支払う形で、家賃などの固定費をかけずに働けます。

2.美容室併設型で、美容師をしながらアイリストとしても活躍する

最近は美容室(ヘアサロン)でも、ヘアだけでなくネイルやアイラッシュなど、いろいろな施術をおこなうサロンが増えています。こうした美容室で、アイリストとして働くというのもひとつの方法です。

アイリスト専門で働くのも、もちろんOKです。アイリストは美容師免許を持っていますから、ヘアスタイリストとして働きながら、お客様からの希望があった際にはまつエクの施術もおこなうといった働き方もできます。

柔軟に対応してくれる美容室であれば、正社員はもちろん契約社員やフリーランスとして働くことも可能です。フリーランスの場合は、先に紹介したようにサロンの一角を借りて施術をおこない、席を借りたぶんの費用を支払うのが一般的となっています。

ゆくゆくは独立をしてサロンを開業したいという人も、最初はできるだけ多くのお客様の施術をおこない、実績を積む必要があるでしょう。そのうえで、アイリストとしての経験だけでなく、美容師としての経験があれば、いずれ自分の糧となります。また、いろいろなお客様の接客をすることで、接客技術も身につけられるでしょう。

このように、いろいろな働き方で経験を積んで、サロンを開業するまでの準備期間としている人も少なくありません。

美容師に比べて独立しやすく、面貸しから始められるアイリスト

アイリストの働き方として代表的なもののひとつが、独立して自分のサロンをもつという働き方です。独立にもいろいろな方法があり、先に触れたフリーランスとしてサロンの一部を借りる、面貸しでアイリストの仕事をするのも、ひとつの働き方といえます。

サロンを開業する場合も、美容室やエステサロンのように大きな設備は必要ありません。美容室の場合は、シャンプー台やスタイリング用のイスと鏡、パーマなどの専用機材などを準備することになります。

一方でアイリストの場合は、ツイーザーやエクステ、リムーバーなどの施術をする際に必要となる道具の準備で済むので、美容師よりも初期費用が安く済むでしょう。

また、自分のライフスタイルに合わせた営業ができるのもメリットです。テナントを借りて開業するアイリストも多いですが、商業利用が可能なマンションを借りて、その一室でサロンを開業するという人もいます。もしくは、自宅の一室をサロンにして営業するなど、サロン開業にもさまざまな選択肢があるのが特徴です。

最初は自宅サロンからはじめて、サロンが軌道に乗ってきたらマンションを、その後さらに経営が安定したらテナントを借りる、というようにステップアップすることもできますよ。

アイリストの給料について


アイリストの給料は、サロンや立地、経験によって大きく変わってきます。たとえば、比較的物価の安いエリアにあるアイラッシュサロンの場合、月収は18万円程度のところも少なくありません。

アルバイトやパートの場合、時給は1,100円前後になります。逆に月収が高いところになると、未経験で20万円から、経験者で技術の高いアイリストなら35万円といったところもあるようです。

東京エリアの求人情報を参考にしてみると、正社員で月給25〜40万円、パート・アルバイトでは時給1,200〜1,500円ほどのところが多く見られます。

このほかにも、フリーランスで活動をしていてアイラッシュサロンの正社員として働く場合、自分のお客様をサロンに連れてこられる人は、プラスアルファの報酬をもらえるところもあります。もしくは、基本給としてある程度の月収が設定され、歩合制で売り上げたぶんを給料に報酬が上乗せされるというシステムのサロンもあるようです。

フリーランスやスポットでの働き方の場合は、サロンオーナーと相談しながら1人あたりの報酬を決めていくというパターンがほとんどです。

東京都 アイリストの求人検索結果(2023年3月時点)

アイリストに向いている人はどんな人?


アイリストとして働くのに、どんな人が適性があるといえるのでしょうか?ここからは、アイリストに向いている人の特徴について、見ていきましょう。

1.美容やファッションの流行に興味がある人

アイリストに適性がある人の特徴のひとつ目に挙げられるのは、美容やファッションといったものの流行に興味がある人です。

まつエクやまつ毛パーマなどの施術を受けに来るお客様は、美意識が高い人が多いです。とくにメイクは、流行の移り変わりが早い傾向にあるため、お客様の希望を汲み取りつつ流行を取り入れたデザインを提案しなければなりません。

そのためには、アイリスト自身も美容やファッションなどのトレンドに敏感である必要があります。

2.集中力がある人

アイリストという仕事には、集中力が必要です。サロンでお客様の対応をするのは、一日にひとりだけとは限りません。また、ひとり当たりの施術時間も、決して短いものではありません。

一日に何人もを相手に、長時間、目元という皮膚が薄く敏感な部分に細かな作業をする必要があるため、集中して丁寧な作業をすることができる人はアイリストに向いているといえるでしょう。

3.高い向上心を持っている人

アイリストのような美容業界は、日々新しい技術や商材が出てくるため、常に新しい技術と知識を学ぶ姿勢を持つ必要があります。また、現状の技術に満足せず、スキルを磨くことで、お客様が施術に満足し指名を受けることもあります。

そのため、高い向上心を持ち、日々学び続けることも楽しめる人は、アイリストの仕事を続けやすいでしょう。

4.コミュニケーションを取るのが好きな人

アイリストには、コミュニケーション能力も求められます。お客様が満足いく施術をするためには、カウンセリングでお客様の要望や悩みを聞き出す必要があるからです。また、施術中に、お客様と雑談をすることもあります。

5.人に喜んでもらうのが好きな人

施術後にお客様が喜んでいる姿を見るのは、アイリストの仕事のモチベーションのひとつ。自分の施術でお客様を喜ばせたい、という気持ちが大きい人も、アイリストに向いている人です。

アイリストのやりがいとは?


アイリストに限らず、仕事を続けるには、何かしらのやりがいを得てモチベーションを保つことも必要な要素のひとつです。アイリストという仕事のやりがいについて紹介します。

憧れの美容業界で働くことができる

アイリストを目指す人は、もともと美容に強い興味や関心を持っている人が多いです。そのため、憧れの美容業界で働くこと自体がやりがいであるといえるでしょう。

日々新しくなっていく美容業界の最先端の技術や知識に触れることができるのは、アイリストなど現場で働く施術者だからこそといえるでしょう。

お客様の晴れの日の演出に関わることができる

アイラッシュサロンでは、成人式や結婚式といった、人生の節目のイベント前に施術を受けるというお客様も多いです。そんなお客様の一大イベントに関わることができるのは、アイリストという仕事ならでは。

お客様の晴れの日の演出に関わり、思い出作りに貢献することができるのは、アイリストの大きなやりがいとなります。

お客様から指名を受けた・リピーターになってくれた

アイリストとして働くうちに、お客様から指名を受けた、リピーターになってくれた、ということもあるでしょう。お客様から指名を受け固定客として来店してもらえると、自分の技術に満足してもらえた、と実感することができます。

職場の評価を得た

サロンにもよりますが、アイリストは、指名数などのお客様からの評価が、歩合などで給与に反映されることが多いです。そのため、給与という目に見える形での職場からの評価は、モチベーションアップにつながります。

アイリストのここが大変!


たくさんのやりがいがあるアイリストですが、仕事ですから、苦労することや悩みもあります。ここからは、アイリストとして働くうえで大変な面について見ていきましょう。

一人前になるまでの研修に苦労した

一人前のアイリストになるまでには、たくさん練習をしなければなりません。せっかくアイラッシュサロンに就職できても、一人前のアイリストとしてお客様に施術ができるようになるまでは、研修で苦労するということも多いでしょう。

また、モデル人形などでは上手く施術できても、実際のお客様への施術となると感覚が違い練習通りに施術できない、といった悩みもあります。お客様はモデル人形とは違い、まつ毛のクセなど人それぞれ違う部分に対応しなければならないので、なかなか技術に自信が持てなかった、という悩みもあります。

施術のプレッシャー

まつ毛の施術には、強いプレッシャーを感じてしまうことが多いです。目元は周囲より皮膚が薄く、さらに目という非常に大切な体の一部のすぐ近くのデリケートな部分に、細かい作業を施さなければなりません。

失敗してしまっては、お客様の肌や目に何らかのトラブルが起きてしまうリスクも考えられます。そのため失敗が許されず、強いプレッシャーを感じストレスになってしまうこともあります。

指名を獲得するまでが大変

アイリストの知識や技術は、直接お客様の満足感につながるため、お客様はすでに気に入ったアイリストを指名する人が多いです。そのため、新人のアイリストはなかなか指名がとれないこともあるでしょう

指名を獲得するには、新規のお客様に施術をして満足してもらわなければいけません。固定客を獲得するまでは、長い時間を必要とすることもあります。

アイリストとして、まずはキャリアの方向性を決めてから仕事・職場を選ぼう


アイリストになるために美容師免許やディプロマを取得したら、まずアイリストとして活躍するうえでの方向性を定めることが大切です。

結婚や出産をしたら、最小限の形でキャリアを継続したいのか、それともライフスタイルが変わっても、仕事はずっとバリバリやっていきたいのか。独立をしてサロンを開業するか否かによっても、それまでの働き方が重要になります。

今後の方向性を検討したうえで働く場所を探せば、より効率的に目指す場所に向かって進むことができます。アイリストにはいろいろな働き方がありますので、ぜひご自身がいきいきと働ける方法を考えてみましょう。

※「アイリスト」は有限会社ローヤル化研が登録第4967375号として商標登録を受けています。そのため、無断で使用することはできません。

引用元
JECA一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構:技能検定試験
一般社団法人日本アイリスト協会:JEA技能検定試験
日本ラッシュアーティスト協会:Technical examination 資格認定 5STAR 技術評価試験
NEA日本まつげエクステ協会:検定試験
ジャパンアイリストカレッジ
専門学校エビスビューティカレッジ
PB アカデミー:まつ毛エクステンション 認定講師 資格取得講座

履歴書なしで応募可能!

「アイリスト×未経験歓迎」で探す

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのアイリスト求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄