美容師の仕事内容とは?一日の流れや年収・やりがいも紹介
美容師を目指す人にとって、仕事の全体像や具体的な仕事の流れは気になるところでしょう。また、美容師として培ったスキルを活かして、どのようなキャリアアップが可能なのかも気になるかもしれません。
そこでこの記事では、美容師の仕事内容や一日の流れ、年収や美容師経験を活かしたキャリアについて紹介します。
美容師の仕事内容

美容師法では、美容師について以下のように定義づけられています。
美容師は「美容を業とする者」をいい、(中略)美容とは「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」とされている
引用元
厚生労働省|美容師法概要
また、カッティングやカラーリングも美容の範囲内に含まれます。
美容師の主な仕事内容について、詳しく見ていきましょう。
ヘアカット・スタイリング
美容師の主な仕事内容の1つとして、ヘアカット・スタイリングがあります。ヘアカットの主な目的は、お客様の要望に合わせながら髪を整えながら切りそろえ、髪型のバランスを整えてお客様の理想のヘアスタイルを実現することです。
ヘアカットには下記のようなさまざまな種類があります。
ヘアカットの種類 |
特徴 |
ハイレイヤー |
トップを短くしてアンダーに向かって長くカットする方法 |
ローレイヤー |
段差を控えめにカットする方法 |
インレイヤー |
内側を短く外側を長くして丸みを出すカット方法 |
セイムレイヤー |
切り口を真っすぐにするカット方法 |
シャギーカット |
スキバサミやカミソリを使い、毛先や顔周りの毛量を調節する方法 |
グラデーションカット |
頭の上部を長く下部につれて短くなるようカットする方法 |
ブラントカット |
ハサミを横にいれて直線にカットする方法 |
ポイントカット |
縦にハサミを入れるカット方法 |
セニングカット |
スキバサミを使って毛量を調節する方法 |
スライドカット |
毛先から根までハサミをすべらせて、毛量を調節する方法 |
ストロークカット |
根本から毛先に向かって毛束の内側を細かく削るようにカットして、毛量を調節する方法 |
レザーカット |
カミソリを使い、髪を削ぐようにカットする方法 |
エフェクトカット |
ハサミを振るように細かく上下に動かして毛量を調節する方法 |
このようなヘアカット技術を使いながら、髪の毛を切りそろえることが美容師の主な仕事です。もちろん、ヘアカットが終わったあとは髪をスタイリングすることも大切な仕事の1つです。
シャンプー
シャンプーは美容師でもアシスタントの主な仕事内容で、お客様の髪の毛を洗うため、専門的な知識・技術が必要です。
髪の濡らし方・シャンプー剤の量・洗う際の力加減・すすぎ方といった一つひとつの工程において、お客様の快適さを追求する細やかな技術と配慮が求められます。
また、シャンプーは、立ち位置によって下記の2種類に分けられます。
名称 |
立ち位置 |
サイドシャンプー |
お客様の横 |
バックシャンプー |
お客様の後ろ |
詳しいシャンプーの技術については下記の記事を参考にしてみてください。
関連記事
【美容師】シャンプーのコツ|サロンシャンプーを選ぶポイントとおすすめのサロンシャンプーを紹介
ブロー
ブローも美容師に求められる基本的な仕事の一つですが、単に髪の毛を乾かすだけの作業ではありません。
お客様ごとに異なる髪質や生え方のクセなどの特徴を見極めながら、風の当て方・乾かす順番・ハンドブローとブラシの使い分けなどを瞬時に判断し実行する、プロとしてのスキルが求められます。
美容師のブローテクニックについて詳しい内容は下記を参考にしてください。
関連記事
美容師のブローテクニック!うまい乾かし方&セットのコツは?
カラー
お客様の髪色を変える「カラー」の施術は、方法ごとに分けると、下記の3種類に分類されます。
名称 |
施術方法 |
ヘアカラー |
髪の毛を脱色しながら染める方法 |
ヘアマニキュア |
キューティクルに色素を浸透させて染める方法 |
ブリーチ |
メラニン色素を分解して髪の毛を明るく染める方法 |
カラーの施術を行うためには、お客様の要望を汲み取るスキルや髪の毛の状態を見極めて、イメージ通りの色に仕上げる技術が求められます。また、トレンドを把握した施術を求められることも少なくありません。
ヘアカラーには、専門で行うプロフェッショナルとしてヘアカラーリストという仕事もあります。ヘアカラーリストには、お客様の肌・髪の色や髪質・瞳の色などを見極めて、お客様の希望に合わせながら似合うカラーを提案するスキルが必要です。
関連記事
ヘアカラーリストとは?どんな仕事をするの?なり方や必要な資格を紹介
パーマ
パーマもまた、美容師としての専門的なスキルが求められる施術で、施術のプロセスによって大きく「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類に分けられます。
コールドパーマは、髪にロッドを巻き、熱を使わずに薬剤でウェーブをかける方法です。髪が濡れているときにウェーブが最も強く出るのが特徴で、髪への熱ダメージを抑えられます。
【主なコールドパーマの種類】
パーマの名称 |
特徴 |
水パーマ |
スチーム(水蒸気)の力を利用して薬剤を浸透させるパーマ |
クリープパーマ |
パーマ液の1剤をつけ、乾燥させてから2剤をつける、くっきりしたウェーブを作るパーマ |
コスメパーマ |
化粧品登録されている薬剤を使う、ナチュラルな仕上がりのパーマ |
一方ホットパーマは、薬剤と熱処理を組み合わせてウェーブを形状記憶させる方法です。ボリューム感や毛束の動きを出しやすく、スタイリングの再現性が高いという特徴があります。
【主なホットパーマの種類】
パーマの名称 |
特徴 |
デジタルパーマ |
薬剤とロッドを使い、熱を加えるもちの良いパーマ |
エアウェーブ |
専用の機械を使い、ふんわりとしたウェーブを定着させるパーマ |
上記のようなパーマをお客様の髪質や要望に合わせながら、施術することが美容師には求められます。
カウンセリングやアフターフォロー
美容師に求められる大切なスキルとしてカウンセリングがあります。カウンセリングを効果的に行えることによって、お客様の悩みを聞き出して要望に近いスタイルを実現できるからです。
カウンセリングの全体の流れとしては、まずお客様の悩みを聞き出し、悩みにあった髪の毛のデザインを提案。髪の毛のデザインの確認が取れたら施術内容とかかる時間について確認した上で、料金についてもお客様に説明する必要があります。
お客様の要望を把握するコツや難易度の高いオーダーが入った際の対応について、「PLATINA」のトップスタイリスト・山崎優衣さんはこのように語っています。
「カウンセリングで大事なのは、お客様の一言目ですね。『今日はどんな雰囲気にしたいですか?』とざっくり聞き、一番の要望が何かを見極め、そこにカウンセリングの時間をかけます。
『ブリーチしたばかりの髪へのパーマ』や『黒染め後の入トーン』のような難しいオーダーは、まずNGを伝え、それからNGとなる理由やリスクを丁寧に説明します。それでもやりたい場合は「本当に良いんですね?」と2回確認します(笑)。
アフターケアまで考慮し、本当に無理な場合は、ほかのお店をおすすめすることもありますよ。」
引用元
【美容師あるある】カウンセリングでは一言目に注目。それがお客様満足度を上げる接客のコツ【PLATINA トップスタイリスト 山崎優衣さん】#2
受付・予約管理
お客様が来店した際の受付や予約管理も、美容師の業務に含まれるサロンが多いです。
なかにはレセプショニストと呼ばれる受付専任のスタッフがいたり、アシスタントが主に担当したりといったケースもありますが、基本的には業務に含まれるのが一般的です。
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美容室のレセプションはきつい?レセプションの魅力や業務内容、経験を活かせる仕事についても紹介
ネイルやメイクなど
美容師に求められる仕事として、ネイル・メイクなどもあります。トータルビューティーサロンなどで美容師として仕事をする場合、ヘアカット・カラー・パーマなどの髪の毛だけに限らず、ネイルやメイク、まつエクなどの幅広いサービス提供を求められることも。
とくにまつエクは、美容師法上許可が必要な美容行為として法律が整備されていて、美容師免許のない人がお金を取って施術していた場合、美容師法違反として処罰される可能性もあります。
そのため、トータルビューティーサロンでは美容師免許を持っているアイリストを採用しているケースも多いので、トータルビューティーサロンで美容師として働く場合にはアイメイクなども担当することがあるでしょう。
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トータルビューティーサロンとは? トータルビューティシャンを目指すのにおすすめの学校も紹介
着物の着付け
美容師のシーズンとして、お正月や成人式などの一年のなかでも重要な節目があります。このようなシーズンではお客様からのオーダーとしてヘアセットだけではなく着物の着付け依頼がある場合も。
全日本着付け技能センターが発行している「着付け技能検定」は職業能力開発促進法に基づいている公的資格の1つです。美容師として着物関連の資格を持っている場合は、着物の着付けをすることも仕事内容として求められる場合もあります。
着物の着付けでは着付けのテクニックや知識を活かして、お客様が着物や衣装を着飾れるようにサポートしなければなりません。また、着付けが完成した後でも衣装が崩れてしまった際には着付け直しができることも大切な仕事です。
着付け技能検定について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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着付け技能士の資格試験に必要な実務経験とは?どこで経験を積めばいいの?
美容師業務の一日の流れ

前述したようにさまざまな仕事内容がある美容師ですが、スケジュールはどうなっているのでしょうか。美容師の一日の動きについて、10時オープン19時クローズのお店での一例を紹介します。
なお、スタイリストかアシスタントかによって、できる業務の範囲が違うことも知っておきましょう。
9:00 出勤・開店準備
出勤したらまず開店準備をします。店内の掃除や干していたタオルをたたむ作業、施術道具の準備などが必要です。朝礼では、スタッフが集まってその日の予約客や施術内容、重要事項などを確認します。
10:00 開店・顧客対応
サロンがオープンしたら、接客・施術などのサロンワークを行います。状況によっては、スタイリストが施術するかたわらでアシスタントがサポートをするという形で、ひとりひとりのお客様に対応します。
電話がかかってきたら応対する、施術ごとの準備・片付けや清掃をすることも必要です。美容院で働く人の多くがスタイリストですが、アシスタントがいればアシスタントが率先して行う仕事であることも多いでしょう。
また、シャンプーはアシスタントが担当するというサロンもあります。お客様と直接触れ合える貴重な機会のため、うまくコミュニケーションを図りましょう。
手の空いている時間には、集客のための業務もしなければなりません。ハガキやメールを送ったり、SNSやブログを投稿したり、キャンペーンを考えたりなどの仕事を行います。
12:00 昼休憩
昼頃になったら、予約状況も確認しつつ、スタッフ同士が交代でランチタイムの休憩を取ります。
13:00 午後の業務開始
午後の時間も午前中と同様にサロンワークを行います。空き時間ができたら、お客様カルテに必要なデータを記入したり、カットなどの練習をするアシスタントの教育・指導などをしたりするのも重要な仕事です。
17:30 少しずつ閉店準備
手の空き状況などにもよりますが、タオルの洗濯、その日にもう使わない道具類の洗いや片付け、スタッフルームやトイレの掃除、レジ周りの整理など、お客様に見えにくいところから少しずつ閉店に向けた作業を行っていきます。
19:00 閉店
最後のお客様を見送り、閉店したら、掃除・レジ締め・翌日の準備や予約状況のチェックなどを行います。その後、終礼でスタッフ一同が集まり、一日の振り返りや反省などを行ってから業務を締めくくります。
居残り練習をする場合も
閉店作業や片付けが終わったらすぐに帰れると考えるかもしれません。
しかし、アシスタントなどは、閉店して一日の業務が終わってもすぐに退勤するのではなく、残って技術を磨くために練習する場合もあります。また、子どもがいるスタッフなどは夜残れないため、サロンによっては開店前に練習を行うというパターンもあるようです。
そこで、指導のために付き添うスタイリストもいます。
20:00 退勤・帰宅
閉店作業・片付け・練習など、すべてが終わったらサロンを退出します。今回見てきたのはあくまでも一例ですが、美容師業務は一日が長いうえ、22時頃まで練習を行う人もいるので体力勝負の仕事です。
美容師になるために必要な資格

美容師として働くためには、高校卒業後、厚生労働大臣や都道府県知事が指定する養成施設で昼間課程および夜間課程2年以上、または通信課程3年以上の期間学び、美容師の国家試験に合格して免許を取得する必要があります。
試験は年2回実施され、筆記試験と実技試験の両方に合格しなければなりません。筆記試験は関係法規や衛生管理、皮膚科学や人体の構造など、美容師として当然持っておかなければならない知識が問われます。
実技試験はカットと指定されたパーマのセッティングをモデルウィッグを使って行い、合格基準をクリアしなければなりません。
そのほか、美容師免許以外にも、取得しておくことで美容師の仕事に活かせる資格もあります。
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美容師免許の取得は最短でどれくらい?他職種で働きながら取得が目指せるルートや求人の探し方も紹介
美容師の資格と取得方法を紹介|キャリアアップに役立つ資格5選
美容師の給料・年収

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、理容師・美容師の平均給与は月額30万600円、賞与などを考慮した年収額は約371万円となっています。ただし、この金額は美容師だけではなく理容師も含めた平均値です。
美容師のみの給料額の参考として、求人サイト「リジョブ」に掲載された美容師求人の給料額を紹介しましょう。掲載された正社員の給料額は下記の通りです。
正社員 |
月給下限 |
月給上限 |
アシスタント |
214,386円 |
475,340円 |
スタッフ |
217,777円 |
420,718円 |
店長(候補) |
255,060円 |
476,071円 |
※2025年4月現在
引用元
e-Stat|賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
e-Stat|賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
e-Stat|職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計) EXCEL
職業情報提供サイト(job tag)|美容師 - 職業詳細
美容師のやりがいとは

美容師はサロンに就職したあと、まずはアシスタントから下積み経験をします。
日々練習を積み重ね、無事スタイリストになれたときには、努力の成果が認められたというやりがいを感じられることでしょう。
しかし、美容師の技術には終わりがなく、もうこれで充分などという領域は存在しません。技術力は磨き続けなければ衰え、何も学ばなければ流行に取り残されてしまいます。
しかし努力すればするほどそれは自分の身になり、新たなことを学び続ける意志があればお客様の信頼を得られるでしょう。
身につけた技術や取り入れたトレンド情報をもとに施術を行い、お客様に喜んでいただけたり感謝の言葉をかけられたりすることがスタイリストとしてのやりがいといえるでしょう。
関連記事
美容師の仕事にはどんなやりがいや魅力がある? 向いているのはどんな人?
美容師免許や経験が活かせる職業

美容師は髪に関する施術がメインの仕事ですが、美容師免許があることでさらなるキャリアアップ・スキルアップを目指せます。
また美容師から違う職種に転職する人もいるので、どんなジャンルで活躍できるのか、美容師免許や経験を活かせるほかの仕事を以下で見てみましょう。
関連記事
美容師から他業種へ転職できる?美容師免許やスキルを活かす転職先と転職を成功させるポイント
アイリスト
アイリストとは、お客様にまつ毛パーマやまつエクを施す仕事です。デザインが重視されるため、カウンセリング力や仕上がりイメージに沿った施術ができるかというテクニックが問われます。
なお、アイリストになるには美容師免許が必要なほか、スクールなどで技術を習得しなければなりません。サロンによっては、働きながら学べるところもあります。
求人サイト「リジョブ」では、未経験から店長ポジションまで幅広いアイリスト求人を掲載しており、以下の給料額が提示されています。
正社員 |
月給下限 |
月給上限 |
スタッフ |
220,038円 |
364,256円 |
店長(候補) |
237,469円 |
343,878円 |
※2025年4月現在
アイリストにキャリアチェンジする場合、独学でもなれるのかや必要な資格はあるのかなどを以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもチェックしてください。
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アイリストは独学でも目指せる?おすすめのまつエク資格と独学での取得方法を紹介
アイブロウリスト
アイブロウリストとは、眉毛の専門家で、お客様を魅力的に見せる眉毛をデザインする仕事。眉毛のカットやメイクをする場合は、美容師免許が必須です。
眉毛のカット技術やデザイン力が必要なほか、手先が器用であることや、トレンドを押さえる情報収集力なども求められます。
アイブロウリストに求められるスキルや仕事内容については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事
アイブロウリストになるには資格が必要? おすすめ資格や仕事内容を紹介
ヘアメイクアーティスト
ヘアメイクアーティストは、ヘアメイクアップアーティストとも呼ばれます。モデルや芸能人などのヘアセットやメイクを手がける仕事で、スタジオ撮影・ファッションショー・テレビなど多くの人の目に触れるお客様を輝かせるためのサポーター的な存在です。
美容師の免許が必要なことはもちろん、メイクの技術も必要なため、学んで腕を磨く必要があります。
ヘアメイクアーティストが活躍できるのは、上述した仕事ばかりではありません。ヘアメイクアーティストの就職先や詳しい仕事内容などは以下の記事を参考にしてください。
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ヘアメイクアーティストとは?活躍の場やなり方・求められるスキル・おすすめの資格などをまとめて紹介
【最新】ヘアメイクアーティスト 美容・治療・リラクゼーションの求人・転職・募集
ブライダルヘアメイク
ヘアメイクアーティストのなかでも、ウェディング業界で活躍する仕事。主に結婚式や披露宴の際に、新郎新婦のヘアメイクを行います。
結婚式場やホテルに併設されているブライダルサロンに就職するほか、依頼を受けて美容室から出張したり、フリーランスのブライダルヘアメイクとして活動したりといった、さまざまな働き方があります。
ヘアメイクのほか、和装の着付けができると、就職の際により有利となるケースが多いです。
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ブライダル美容師・ヘアメイクとは? 仕事内容と必要な資格・スキルを紹介
ネイリスト
ネイリストとは、お客様の爪を美しく見せるための施術を行う仕事です。甘皮のお手入れや爪の形を整えるといったネイルケアを行い、さらにジェルやスカルプチュアなどでカラーやネイルアートを施します。
美容師免許は必須ではありませんが、爪の細かい部分にまで施術するため、テクニックが求められるほか、センスも必要です。
ネイリストは未経験からでも応募できる求人があり、実際に求人サイト「リジョブ」でも、未経験OKの求人が掲載されています。
リジョブに掲載されたネイリスト求人の給料額は以下の通りです。
正社員 |
月給下限 |
月給上限 |
スタッフ |
216,858円 |
385,124円 |
店長(候補) |
249,620円 |
410,649円 |
※2025年4月現在
ネイリストの資格や経験がない方の仕事の探し方や注意点、ネイル資格を取得するための方法などは以下の記事で詳しく紹介しています。
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ネイリストは資格なしでも働ける?資格なしの注意点と資格取得のメリット
【最新】未経験歓迎 ネイリスト・ネイルサロンの求人・転職・募集
着付け師
着付け師は、成人式や結婚式などの際に着物を着る人に対し、着付けを行ったり着方をレクチャーしたりする仕事です。いかに手早く美しく着物を着られるかという技術が求められます。
美容師の免許があれば、着付けからヘアメイクまでトータルで行うこともでき、着付け時に役立つでしょう。
美容部員
美容部員はデパート等の化粧品売り場で、メイクやスキンケアに関するアドバイスを行ったり、商品を販売したりする仕事。美容の知識やメイクの技術に加え、カウンセリングでお客様の肌やメイクに関する悩みをヒアリングするスキルや接客スキルが求められます。
美容師免許が必須ではないものの、美容師として培った接客スキルや美容知識が重宝されるケースもあり、「美容師資格のある方歓迎」と記載している求人も少なくありません。
待遇や給料額は勤務先によりますが、リジョブに掲載された美容部員求人の給料額は以下の通りです。
正社員 |
月給下限 |
月給上限 |
スタッフ |
216,680円 |
399,910円 |
店長(候補) |
239,967円 |
424,162円 |
※2025年4月現在
美容師免許を活かせる仕事を探すならリジョブ!

美容師や美容師免許を活かした美容系職種の求人を探すなら、美容系職種に特化した求人サイトがおすすめです。なかでもリジョブは、業界最大級の求人数なので、豊富な選択肢から理想の仕事を見つけやすいでしょう。
また、求人の検索条件も充実しており、職種・勤務地・雇用形態などの一般的な検索条件のほか、サロンの規模や「駅近」「商業施設内」などの立地条件を指定しての検索も可能。
必要資格として「美容師免許」を指定することもできるため、美容師免許を活かせる求人も探しやすくなっています。
美容師の仕事内容の幅は広げられる!

美容師の仕事内容はカット・カラーなどの施術のほか、サロンによってはネイル・メイク・着付けなどを担当することもあります。また、受付やカウンセリングなども担当するため、接客スキルも必要とされます。
これらの幅広い業務経験は、美容師としてのキャリアアップだけでなく、ほかの美容関連の職種への転職にも役立つでしょう。
美容師としての経験を活かした転職先を探すなら、美容業界に特化した求人サイト「リジョブ」の利用がおすすめ。リジョブは、利用者の転職満足度が98%※と非常に高いサービスです。美容師の求人はもちろん、その経験を活かせる他業種の求人も豊富に掲載しています。
「自分にどんなキャリアが合っているか分からない」という場合は、ぜひリジョブエージェントのLINEから「転職タイプ診断」を試してみてください。LINEを追加し、3つの質問に答えるだけで診断ができます。
まずはご自身のタイプを知ることから、新しいキャリアの一歩を踏み出しましょう。
※転職満足度98%|リジョブ経由で採用された1,242名を対象に実施した満足度自社調査より(実施期間:2023年2月8日〜2023年3月8日)
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